スプーンで食べるたこ焼き、片手で食べるお好み焼き…、オタフクソースが攻めてる!

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 球体ではなく、スプーンですくって食べる「お好みソース饅頭『カップたこ焼き』」が、大阪・梅田の百貨店「阪急うめだ本店」(大阪市北区)に登場。らしからぬ見た目から、興味本位で購入する人が増加中だ。

 オタフクソース(本社:広島市西区)によるテイクアウト専門店「oh!!sauce(オー!!ソース)」で、7月1日から販売をスタート。これまでの人気商品のランキングが一変したそうで、「徐々に売り上げを伸ばして売れ筋商品ベスト3に入っています」と担当者。

 同店は「ワンハンドで食べられる」をコンセプトとし、お好み焼き生地のなかに固形ソースを閉じ込めることでハンバーガー感覚で食べられる「お好みソース饅頭」を2018年に発売。今回の商品で目指したのは「歩きながらでも気軽に食べられるたこ焼き」だという。山芋をたっぷり使ったトロトロの生地がカップに入り、なかにはソースと3粒のタコが入っている。いわゆるカリッと感はなく、トロトロの生地が好きな人向け。また、少量ずつすくって食べるため、猫舌な人にはぴったりかもしれない。

 また、女性が歯につくのが気になる青のりにも注意を払い、「ふわふわとした食感の青のりで水を飲めば流れるような品種を使っている」とのこと。価格は1個270円。

 そして「お好みソース饅頭」は、ソースでなにか新しい楽しみ方はできないかと企画された商品。かつおと昆布のだしが利いた生地に、キャベツをたっぷり混ぜ込んだ。広島焼をイメージした「そば」をはじめ、「うどん」「カレーうどん」「激辛そば」「ほうれん草&ベーコン」「トマト&キャベツ」の6種がそろう。ひと口食べるとソースがあふれ出てくる新感覚のお好み焼きで、開発担当者は「若い女性に、ランチや女子会のお供にしてほしい」と話す。価格は1個220円〜。

 同店のみで扱うソースも、なかなかの攻めっぷりだ。削りたてトリュフと赤ワインのソースや、デーツと牡蠣エキスに黒コショウがアクセントのソース、マスカルポーネチーズとシチリア産レモンのソースなど、どんなときに使えばよいのかわからない、こだわりのお好み焼きソースをそろえる。

 そのためか、7月24日に新味のお好み焼きが発売された。ゴーダとチェダーのハーフ&ハーフで、切るとなかからトロリと出てくる「ダブルチーズの豚玉」(630円)は、赤ワイン&トリュフのソースがベストマッチだという。まずは、この組み合わせで、前代未聞のこだわりソースを試してみてはいかが?

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