実は5年前から「ほぼシリーズ」と題して、見た目や食感を似せた代替品を販売している同社。ほかの食品も食卓の困りごとを解決したいと開発されています。たとえば…
・「ほぼカニ」「ほぼホタテ」値段が上がっているので、各家庭で手軽に食べやすいように 。
・「ほぼエビフライ」甲殻類へのアレルギーが発症している人が、家族と一緒に食卓を囲めるように。
・「ほぼカキフライ」ノロウィルスによる食中毒が増えた際に、安心して食べられるものがほしいとの声をうけて製造(秋冬限定商品のため、現在は店頭にない)。
…カキフライのあたりになると「そこまでして食べないといけないのか」と感じるところもありますが、それだけに開発者の強い思いを感じたりします。また、それらの商品が同じ「スケトウダラなどの白身魚」といった原材料からできているのですから…不思議というか、恐るべしです。「ほぼ◯◯」という、関西の企業らしい脱力したネーミングの商品ですが、技術で暮らしを変えていくという点では、とってもクールジャパンらしい商品なのかもしれません。
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土用の丑が終わっても、「ほぼうなぎ」は8月16日まで申し込みが可能です。
https://www.tecchankobo.shop/shopdetail/000000000166
そのほかの商品は、量販店でも販売されています。