寝そべっているトラ猫をよく見ると、何かに見えませんか。そう、エビフライです。そんなかわいらしい姿をミニチュア化した作品がツイッター上で注目を集めています。揚げ物感がしっかり出ているこのネコフライを作った男性に話を聞きました。
モデルとなった猫は前足をたたんで隠し、そして少し伸ばした後ろ足はまるでエビの尻尾の形。確かに目を細めてみると、お弁当に入っていたらうれしいあのエビフライに見えますね。今月9日にツイッターに投稿された「トラ猫は時々エビフライになることがあります。かわいいので作ってみました。」に対して、7万を超えるリツイート、22万を超えるいいねが押されました。
「ジワる。 じわじわジワる」「こんなん、可愛くて食べられない」「天才です ミニチュアでぜひ商品化希望しております」と様々なコメントが寄せられました。
製作したのは、都内在住の20代、本人いわく「普通の男です」という、めーちっさい(@meetissai)さんです。製作するきっかけは「もともとトラ猫が揚げ物っぽいなと思っていたのでこの写真を見かけたときに手が動いていました」と言います。
作品へのこだわりは「目をぎゅっと瞑っている感じを出すのにこだわりました。あと揚げ物感を出すために仕上げに艶を消しました」とキッチンペーパーの上に乗った3尾(?)のネコフライからはちゃんと油が染み出ています。コメントには3Dプリンターを使って作ったのでしょうか、という質問があったが、めーちっさいさんの手作りで、「石粉粘土で形を作ってエポキシパテで毛並み(衣)を作っています」と手間ひまかけた作品でした。
ネコフライが話題になったことについて、「こんなにたくさんの反応をいただけると思っていなかったのでとてもうれしいです。ぼくも商品化希望です」と驚いていた。
めーちっさいさんのツイッターを見ると、このネコフライのほかにもたくさんの作品を手掛けています。12日には新作となる、スマホに腰掛ける白い猫を作って投稿しています。「生まれた時から猫と一緒に育ったので猫は大好きです」と大の猫好きであることも作品作りに一役買っているかも知れません。