隠れキャラのオッサン入りシャツがバズる→取材するとモデルは意外な人物だった

佐藤 利幸 佐藤 利幸

ある下着メーカーのホームページのお知らせ欄に今月22日、「何やらFlamingo柄がバズってるとの連絡をもらって調べてみたら凄い事になってたみたいです」と掲載された。メーカー側が驚くのも無理はない。2017年夏に発売されたこのフラミンゴ柄のシャツ、その商品がいまごろになって話題となったからだ。

バズるきっかけとなったのは、このルームウエア購入者による投稿。「フラミンゴ柄のシャツを買って帰り、家でよく見てからはじめて変なオッサンが混じってるのに気づく」とツイッターで報告すると、これに「本当に変なおっさんが混じってる」「店員さん今頃きっと小さくガッツポーズしとる」「こういうの大好物なんだけど」と多くの反響があった。

「あのオッサンが混じっているデザイン、実は16年前から販売しているんですけど…」と少し戸惑いながら話す隠れオッサン入りシャツを制作したメーカー、アンダーウェアのOVER THE TWELVE (オーバー・ザ・トゥエルブ)の松永国人さんに詳しい話を聞いた。

--シャツをよく見ればフラミンゴ柄にオッサンが1人混じっているとすごく話題になっています。

「私自身ツイッターをやらないので気付かなかったのですが、周りから『バズってるよ』と言われて…。でも非常にうれしいし、ありがたいことです」

--このシャツはどういうきっかけで作ったのですか?

「2017年夏ごろにこのシルクシャツの販売を開始しましたが、実はウチのメイン商品は下着なんですね。ですので下着のアーカイブ、派生させたものというか。シャツのデザインとしてポンと出たわけではないんです。16年前に卸しを始めて、そのころからあります。シニカルで、笑いになるデザインにしようというコンセプトから作りました」

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