雨でも猛暑でも大丈夫な“ふれあい型動物園” ネコもイヌもトリも…み~んな待ってます

山本 智行 山本 智行

 イベントも充実しており、なかでもバードショーとドッグショーがお勧めだ。バードショーは観客席から見ていると、髪の毛をかすめて行くほどの距離を時速200キロのハヤブサや勇ましい眼差しの鷹が音もなく飛び交ったかと思えば、愛嬌のあるオウムのオウちゃん、インコのレベッカなどが優雅な舞を見せてくれた。同時に係員が生態などもアナウンスしてくれる。また同園では「国連生物多様性の10年日本委員会」のMY行動宣言の啓蒙活動にも力を入れ、来場者に対し、生物多様性や自然環境への意識を高めていることも付け加えておきたい。

 このような試みが功を奏し、昨年の入場者は88万人を記録した。運営を受け継いだ年からみると3倍増と驚異的な伸び率だ。とあるサイトの関西の家族でおでかけ人気ランキングでは東条湖おもちゃ王国を上回って1位、関西の動物園人気ランキングでも姫路セントラルパークを抑えて1位となっている。

 5周年となる今夏に向けてはアザラシ、オットセイ、ペンギンなど「水辺の動物コーナー」をオープン。さらに、将来的にはトラやライオンを仲間に迎え入れる計画を温めている。「今年の目標は100万人」と永田雅寛支配人兼営業部長。雨や暑さもしのげ、美しい花々を愛でながら動物と触れ合える。これからの季節にうってつけのテーマパークだ。

入園料 大人1800円、小学生1000円、幼児300円、シルバー1300円

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