番組の企画は半年で終了したのだが、「これで終わるのはもったない」と、さらに半年住み続けた。「最初は嫌々でしたけど…。でも、1年間住んで『生きてるな』って思って。あえて怖いジェットコースターに乗るじゃないですけど、恐怖を乗り越えたところに自信が付く、みたいな」。その後も自らの意思で事故物件を渡り歩いている。
前述の後輩だけでなく、他にも周囲の人たちも“巻き込んでいる”。車を運転中の知り合いのディレクターにメールを送ったところ、メールが届いた瞬間に運転していた車のカーナビの電源が落ちた。ほかにも電話をかけた相手の携帯が壊れるなど…、「ささやかな迷惑をかけています」と明かす。
現在は東京・新宿と大阪の2カ所に部屋を借り、行き来しながら生活している。「今はオカルト的なものに興味を感じているので。自分の興味を追い続けることで、仕事になるのなら、このままでいいかな」と、これからも“道”を極めるようだ。(デイリースポーツ・赤尾直人)
◆ラジオ関西「松原タニシの生きる」 http://jocr.jp/topics/20181012182045/