JR西日本が2019年春から一部新快速に導入する有料座席サービス「Aシート」(着席料金500円)。利用したいかどうかを神戸新聞社の公式ツイッターアカウントでアンケートしたところ、3844票が集まりました。
「利用してみたい」は半数
まずAシートのおさらいから。着席料金は500円。乗客が空席を選んで座り、乗務員から乗車整理券を購入する仕組みです。ICOCAなど交通系ICカードで支払うこともできますが、インターネットの事前予約はありません。
アンケートは10月26日~11月1日の7日間で実施、「利用してみたい」が50%、「利用しない」が25%、「他のサービスを充実すべき」が25%でした。
「他の車両が混雑するのは嫌」
コメント欄に寄せられた意見をざっくり4分類し、要約しました。
〈賛成派は…〉
500円で指定ならかなり有用/お金を払ってでも座りたい時はある/コンセントと無料Wi-Fiがあるのは二重丸/長距離移動時にバッテリー充電できる安心は大きい/高齢の家族と移動できうれしい/乗り物酔いするので確実に座れるのならありがたい
〈「利用しない」派は…〉
三ノ宮~京都間はチケットレスで「スーパーはくと」に乗ることが多い/特急はまかぜに乗った方が手っ取り早い/神戸~京都なら新幹線を使う/JR西ネット予約サービス「e5489」で予約できないのは不便/京阪のようにネットからチケットが取れたら便利
〈他サービス希望派は…〉
朝の新快速を一本増やして欲しい。立ちっぱなしはしんどい/高齢者と子ども連れ、体の不自由な人向けの車両が必要では/女性専用シートはヒットするのでは/現在の特急の空席を低価格で提供しては/リクライニングは不要なので300円にして欲しい
〈「ここが心配」という人も…〉
始発でないと座れないのでは/有料車両は空席で、他の車両が混雑するのは嫌/転売する人がいそう/席の取り合いや集金でトラブルが起きそう