2月には「60代以上のフリマアプリ利用実態」に関する意識調査をインターネットで実施した株式会社メルカリ。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野隆司教授監修のもと、全国のフリマアプリ利用者・非利用者1648名を対象にアンケートを取った。すると、フリマアプリ利用者の方が非利用者よりも就労意識が高く、「人とのつながり」を重視する傾向にあるという結果が出た。また利用者の方が、なにごとにもチャレンジする意識が高く、社会貢献活動に意欲的であり、自らを幸せだと評価する幸福度が高いとの結果も。
一方、60代以上と20代のフリマアプリ利用者を比較すると、20代の利用目的の1位が「お金を得る」(71.6%)ことであるのに対し、60代以上は「不要品の処分」や「欲しいものをお得に購入」することが1位、2位をしめ、「お金を得る」(35.0%)は3位。またフリマアプリ利用後の意識変化について、アプリを利用することで「社会とのつながりを感じるようになった」と回答した60代以上は、20代と比較し約3倍となった。
この傾向は出品カテゴリーランキングでも見られ、20代の出品カテゴリーが子供服など実用品が多いのに対し、60代以上はレコードや美術品、ゴルフ用品など趣味のアイテムが多くなっている。アンケートでは、これらの購入や出品を通して「日本中の方とコミュニケーションを取れることに喜びを感じるようになった」(72最女性)などの回答が多く見られ、60代以上の利用者は、フリマアプリに『社会とのつながり」をつくるツールとしての価値を見出しているのではないか、と前野教授は指摘する。
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