「福男」ならぬ「ゑびす男」選びとは 「商売繁盛」願いもうひとつの“戦い”

「ゑびす男選び@阪大坂」で疾走する参加者たち
「ゑびす男選び@阪大坂」で疾走する参加者たち

 天候に恵まれた今年は、ようやく日も昇ってきたばかりの午前7時30分にスタート。レースは大人の部と子どもの部に分けて行われ、学生や地元住民など約180人の老若男女が急坂を走りきった。

 中には近隣自治体のイメージキャラクターのふくまるくん(池田市)や滝ノ道ゆずるくん(箕面市)、そして昨年結成されたばかりの池田市職員有志による「池田忍者甲賀衆」の忍者たちの姿も。成績は「ぼちぼち」(池田忍者甲賀衆のくノ一)とのことだが、それぞれ息を切らせながら懸命に走る姿で沿道の観客を沸かせた。

 ちなみに今年の「壱番ゑびす」に選ばれたのは大阪大学大学院生命機能研究科に所属する本間貴裕さん(23)。陸上部員でもあり体力には自信のあった本間さんだが、スタートでの位置取りに失敗してレース自体の順位は2位。しかし成績上位3人で行う「ゑびす男を決定するくじ引き」で見事一番を引き当て、石橋での今年の“一番福”と商店街の商品券1万円を手にした。

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