保釈の瀧被告は6月判決で「懲役1年6月、執行猶予3年」か 小川泰平氏が予想

小川 泰平 小川 泰平
ピエール瀧

 コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の罪で逮捕され、東京地検に起訴されたミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)被告(51)の保釈を受け、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は3日、デイリースポーツの取材に対し、「懲役1年6月、執行猶予3年」と量刑を予想し、同被告の「今後」についても見解を示した。

 小川氏は「初公判は5月のゴールデンウィーク明け、判決は6月上旬頃だと思われます。懲役1年6月、執行猶予3年という判決になるのでは」と予想。その根拠について、同氏は「初犯であり、起訴事実が使用だけであり、所持ではないということ。また、逮捕直後から容疑を認めて反省もしており、入手ルートも供述している」と解説した。

 瀧被告が保釈された後の生活について、小川氏は「本人の供述によると、20年以上前から大麻やコカインをやっていたということで、薬物依存になっていることも十分考えられる。そこから抜け出すのは、並大抵のことではない」と危惧した。

 同氏は「外の世界に出た時、本人の努力はもちろんだが、自分一人の力だけで克服するのは難しいものがある。周囲のサポートを得ながら、専門的な施設に入るなどそういったことを考えることも必要になってくるでしょう」と指摘した。

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