高齢者狙う「アポ電」防止に家族からの電話を

ハイヒール・リンゴのつぶやき

ハイヒール・リンゴ ハイヒール・リンゴ
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 私の母は80歳を超えていますが、メールもLINEも使える。だけど家の固定電話に関してだけは、昔と全く変わらないスタンスなんですよねこれが。まず留守番電話が嫌い。だから電話が鳴ったら小走りで走って、留守電に切り替わる前に絶対に取る。「危ないから走らないで!」と言ってもダメ。電話を下さった方をお待たせするのがいけないことだとすり込まれてしまっているんです。

 アポ電強盗が何かと話題ですが、識者が「おじいちゃん、おばあちゃんはすぐに電話を取らずに、留守番電話に切り替わるのを待ちましょう。それから相手を確認して折り返し電話するようにすれば安心です」なんて言ってますが、母世代は“かかってきた電話はすぐに取る”と心して刻まれているんです。電話帳に住所も一緒に掲載されていた時代もあったんですよ昔は。わざわざ電話をかけてくる相手が、悪いことをするなんて考えられない。性善説なんですね。自動通話録音機を無料で貸し出す自治体も出てきましたが、まず離れて暮らす子供達が毎日どこかのタイミングで電話をかけるようにすれば防げる犯罪も多いのではないでしょうか。って私も、毎日はかけてないんですが(苦笑)。

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