食べた物などが誤って気道に入ってしまうと、肺の中で細菌が増殖し、肺炎の原因になりかねません。特にお年寄りや体が弱っている方は、むせることで異物を気管から出すといった機能が衰えていることが多く、注意が必要です。
歌ったり体操をしたりすることは、異物を気管から出すための機能を高めるのに有効です。日頃から表情豊かに話し、笑っていると、会話も弾み、顔や喉の筋肉も自然に動かせそうですね。唾液を意識的にゴクッと飲むというトレーニングも手軽にできてお勧めです。
虫歯や歯周病にかかっている方は、口の中の細菌数が多くなっています。せっかくのトレーニングが台無しにならないよう、治療もぜひお忘れなく。