フランスでは、主に濃厚な味わいの牡蠣と共に食されるという。
他のメニューでもトッピングや付け合わせに用いられるというから、爽やかにピリッとしたアクセントを効かせる使い方で、食欲をそそられそう。また、見た目の良さから、カクテルのトッピングに用いる店もある。「お料理を引き立てるのに無限の可能性を秘めていると言えますね」(児玉さん)。
今年は台風の影響もあって、出荷数はわずかだったが、3年目となる来年はより多くの収穫を見込む。「キャビアライムは、苗木を植え付け育てます。栽培当初は情報がないので、鉢植えで育てたりもしたし、水を与えたり、逆に与えず乾燥した環境で育てたりと、試行錯誤の連続でした。しかし、私は新しくて面白いモノが大好きな性格。希少性の高いこのフルーツを最初に日本で植え、最初に出荷したいというワクワク感を原動力に取り組みました」
柑橘王国・和歌山の起爆剤になればと児玉さん。今年はすでに販売終了しているが、来年は15グラムを1080円~1620円(税込み)で1人45グラムまで注文を受ける予定だ。