(さらに)
「ただ、副菜にポテトサラダやかぼちゃの煮物が入っている場合は、ちょっと注意が必要。馬鈴薯やかぼちゃ、さつまいも、れんこん、とうもろこしなどには糖質が多く含まれているので、主食の量を減らしましょう。『三角食べ』は、新しい食べ方というより、昔から日本人が食べていた主食と主菜、副菜が揃った献立に戻るということですね。長い歴史の中で培われた食事法なので、日本人には続けやすいと思いますよ」
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主食と主菜、野菜たっぷりの副菜が揃った献立を、よく噛んで、ゆっくり食べる『三角食べ』。血糖値が上がりにくいので糖尿病予防になり、栄養バランスの良い食事を食べられます。極端に食べ物の量を減らしたり、野菜だけをもぐもぐ食べたりしなくていいので続けやすいですね!
◆森田隆介(もりた・りゅうすけ)管理栄養士、日本糖尿病療養指導士、神戸学院大学 栄養学部卒。平成27年4月より近畿大学医学部附属病院在職。