「よく急に『ご飯いらない』って言われて怒る奥さんいるけど、私からしたらどうでも良くすぎてそのままラップして明日のご飯にすればいいじゃんっていつも思ってる」。そんな投稿がXで423万回以上表示されるなど、注目を集めました。
投稿したのは、夫と2人で暮らすアラサー主婦の「みゅー」(@MiuTravels)さん。普段からおうちご飯を紹介しており、一連の写真には白ご飯に主菜、副菜、汁物を組み合わせた食卓が並びます。投稿のきっかけや、そう考える背景を聞きました。
この投稿は、テレビやネットで急に食事がいらないと言われて怒る妻の話を見かけたときに、よく考えていたことを、ふと思い出して書いたものだそうです。
ただし、みゅーさん自身は、夫から急に「ご飯いらない」と言われた経験はありません。夫は食事が不要な日は毎回、事前に伝えてくれるといいます。
翌日に回せばいいと、みゅーさんが自然に思う背景には、以前からの経験がありました。高校生のころから親の介護をしながら、家族の食事を作っていたそうです。当時は、せっかく作っても、その日に急に食べてもらえないことがよくあったと振り返ります。
「そのときは、そのままラップをして翌日に回していたので、自分にとってはそれが当たり前の対処法でした」
現在も普段から作り置きを活用するタイプのため、食事を翌日に回すこと自体にネガティブな感情が湧かないそうです。
寄せられた厳しい意見から、みゅーさんが気づいたこと
投稿には、さまざまな意見が寄せられています。「怒りはしないけど、もっと早く言ってくれたらご飯作らないで済んだのに―と思います」「夫が食べるか子どもと自分だけかで作るものも味付けも全く変わる」「早めにいらない、て言ってもらえれば、わざわざ作ったり洗ったりの手間が省けるの」など、食事が残ることとは別の理由から、早めに知らせてほしいという声が多く挙がりました。
みゅーさんは、「厳しいご意見やご指摘も数多くいただき、世の中には本当に多様な家庭環境や価値観があるのだと、視野が広がりました」と振り返ります。自分の感覚が「どちらかといえば少数派寄りだったこと」にも気づかされたそうです。
特に印象に残ったのは、「翌日に回した残り物を嫌がる・食べたがらないご主人もたくさんいる」という声でした。「ご家族の好みやルールに配慮しながら、毎日の食事を用意されている方々の苦労を知り、それは本当に大変だなと感じました」と話します。
もし夫から急に言われたら…みゅーさんが返す言葉
みゅーさんは話題の投稿で、「作りたてを食べさせてあげたいとかいう優しさが足りないのかも」とも書いています。その理由について、みゅーさんは、急に食事が不要になっても自身は全くショックを受けたり、気になったりしないタイプだといいます。そのため、「ショックを受ける方々は『せっかくなら作りたての温かいものを食べさせてあげたい』という愛情や細やかな配慮があるからこそ、悲しくなるのだろうな、自分にはその発想が抜けていたのかも」と想像したそうです。
もし夫から急に「ご飯いらない」と言われたとしても、「旦那なら頑張っても断れなかった大事な食事があるんだと思うので、ただ『気をつけてね。いってらっしゃい』と言うと思います」と話してくれました。
急に食事がいらないと言われても気にならない人もいれば、献立や家族の好みまで考えて負担に感じる人も。投稿に寄せられた声からは、家庭ごとに違う食事作りの事情が見えてきます。