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神秘的すぎる…セミの死骸から白い「花火」が! 珍しいカビに覆われた“セミ爆弾”が話題 近くで別の虫2匹にも発生…「例がない」と驚きの声

瀬戸 ゆきほ 瀬戸 ゆきほ

山の中で遭遇した、白い菌に包まれたセミが神秘的すぎると、SNSで話題になっている。

家族で山へ出かけ、生き物を観察中に発見したのは、全身が白い菌に覆われた1匹のセミ。死んだセミの身体から線香花火のような菌が伸び、まるで『風の谷のナウシカ』の腐海のような光景だ。

Xで猫ひさしさん(@nekohisashi919)が「セミ爆弾」という言葉とともに投稿したこの写真は90万回表示を超え、「初めて見た!」と驚きの声が集まった。正体は昆虫の死骸にだけ生える、とても珍しいカビ「スポロディニエラ」の一種だと知った猫ひさしさん。発見の経緯や専門家を驚かせた、その後の展開について話を聞いた。

―――発見したときの状況は。

猫ひさし:ヘビや生き物を観察するのが好きで、家族で山に来ていました。見た瞬間に「今までに見たことがない現象だな」と思って撮影し、現地で画像を調べたところ「スポロディニエラ」「珍しい」と出てきました。生き物に生える菌や、虫をミイラにして殺すカビ「ボーベリア」などはよく見かけていましたが、これは初めてでした。

――詳しく調べて、何が分かったか。

猫ひさし:詳しい人に画像を見てもらったところ、スポロディニエラにはいくつか種類があり、そのうちの「ウンベラータ」か、最近新しく見つかった「シネンシス」という種類の可能性があるそうでした。

――セミ爆弾は、その後どうなったか。

猫ひさし:数日の間に同じ現場で、同じ状態になっている虫を、さらに2匹確認しました。1匹はムネアカハラビロカマキリ、もう1匹は種類不明の虫。詳しい知人も「至近距離で複数の感染した個体が見つかったのは例がない」と言っていました。

見つけたセミは、自分より詳しい人が現場に来るかもしれないと思って、その場に置いて帰りました。ただ、次の日の夜にはイノシシに蹴られたのか、ひっくり返っていました。自然の中での出会いなんて、そんなものです。

   ◇   ◇

投稿には、「マジ!新聞に載るレベルですよ!」「ナウシカの世界線?」「幻想的すぎる。花火みたい」「冬虫夏草じゃないんだ」「以前は10数例しか発見がないと言われてたけど、ネットの力でよく見かけるようになりましたね」などの反響が寄せられた。

偶然の出会いから専門家をも驚かせる貴重な観察記録へとつながった“セミ爆弾”。 自然が時折見せる神秘的な光景に驚いた人も多かったようだ。

▽猫ひさし Xアカウント
https://x.com/nekohisashi919

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