タフさや道具感をそれぞれ異なるアプローチで表現
4.デザイン比較
・N-BOX JOY(JF5/6系)の評価は4.0
・スペーシアギア(MK04系)の評価は4.0
▽N-BOX JOY:ブラックのパーツを随所に使い、タフさと低重心を演出
N-BOX JOYのデザインは、立体感のあるヘッドライトやブラックとボディカラーのコンビネーションバンパーなど、道具感を際立たせたアクティブな雰囲気を持つスタイリングを追求している。
N-BOX JOYの外観デザインは、フロントグリルのアッパーグリルに、金属板をプレス成型したような塊感のある造形を採用。ブラックで表現しながら、ミドルグリルは中央部に凹みを与えることで、力強さを感じさせるデザインとしている。
フロント&リアバンパーは、N-BOXの特徴である安定感のある四角いフォルムを損なわないよう、コーナーをブラックで引き締めている。これによりスタンスの良さを強調すると同時に、ブラックのバンパーやドアロアーガーニッシュで統一感を持たせている。
さらに、ブラックのドアロアーガーニッシュは、タフなイメージを創出するだけでなく、視覚的な重心を下げ、安定感のある走りを感じさせる。
一方、電動格納式リモコンドアミラーやアウタードアハンドルなどもブラック塗装で統一感を持たせ、より引き締まったイメージに仕上げている。隆起したリアフェンダーやふくよかなコーナー部との相乗効果により、ワイド感を強調している。
▽スペーシアギア:「ガジェット感」にこだわりつつ、スズキのSUVの特徴である丸型のヘッドランプを採用
スペーシアギアのデザインモチーフは、頑丈なコンテナ。日常の行動範囲の中で、もっと気軽に、もっと思い切りアウトドア気分を楽しんでもらいたいという思いを込めた「10マイルアドベンチャー」がコンセプトだ。
スペーシアギアは、デザインモチーフを先代のスーツケースから頑丈なコンテナに変更。ボディサイドには、頑丈なコンテナのプレス面を連想させるようなビード形状や、工業製品に用いられる角を面取りしたような造形を取り入れている。
先代モデルではブラックアウトされていたDピラーをボディ同色とすることで、ボディの大きさとコンテナのような丈夫さを表現している。
フロントとリアバンパーは「ガジェット感」にこだわり、シルバー加飾のスキッドプレートをはじめ、スズキのSUVの特徴である丸型のヘッドランプを採用。フロントバンパーは「タテヨコナナメ」の多角形デザインとすることで、スッキリとした面質を実現している。
サイドガーニッシュには、アクセントカラーで道具感を引き立てるサイドドアエンブレムを装着しているのが特徴だ。