ノスタルジーさがあるスーパーワンのデザイン
スーパーワンは、まさに中高年世代に刺さる外観デザインとなっている。ホンダがアピールする通り、シティターボⅡを彷彿とさせるデザインだ。
ハイト系のシルエットにブリスターフェンダーを組み合わせており、相性もよい。ハイト系は背が高く、幅が狭いため、やや安定感に欠けるシルエットになりがちだ。しかし、スーパーワンでは、左右合計10cmもブリスターフェンダーによってワイド化している。これにより、どっしりとした安定感が増した。
さらに、丸型の少しカワイイ系のヘッドライトと、ワイルドなブリスターフェンダーを組み合わせることで、カッコかわいいスタイルにまとめられている。スポーティで好感度の高いデザインに仕上がっている。
また、デザインとは直接関係ないが、スーパーワンは最新のBEVだ。ノスタルジックなデザインに、未来を感じさせるBEVを組み合わせたことで、独特のワクワク感が生まれている。ただの懐古主義的なモデルではないことも、売れている理由のひとつといえる。
スーパーワンの内装は専用スポーツシートが魅力的
スーパーワンのインテリアは、ベース車であるN-ONE e:と基本的に同じだ。しかし、色味や専用装備などで違いをアピールしている。
まず、インパネは水平基調のシンプルなデザインで、基本的な構成は共通している。ただし、スーパーワンではブラックをベースにブルーのアクセントを加えており、クールな印象に仕上げられている。
装備面では、Google搭載の9インチディスプレイを標準装備する。液晶メーターは共通だが、バッテリー温度計、瞬間電費計、出力計のトリプルメーターを表示できる。さらに、SPORTモードやBOOSTモードでは、瞬間電費計が疑似タコメーターに変化する。かなり凝った表示だ。一方で、その他の部分は素材感がややチープに感じられるのが残念だ。
最も気に入ったのは、スポーツドライビングの必須アイテムともいえる専用スポーツシートだ。軽BEVがベースなので、あまり期待していなかったが、肌触りはしっとりとしていて気持ちがよい。グレー、ブルー、ホワイトという色の組み合わせも、高級シートとはいかないまでも、なかなかオシャレだ。
専用スポーツシートながら、やや大きめのサイズで、サイドサポートもある。そのため、通常時はリラックスして運転できるのがよい。もちろん、スポーツドライビング時には、しっかりと体を支えてくれる。スポーツ走行から普段使いまで対応できる、よくできた万能なシートだった。
スーパーワンとベース車N-ONE e:のスペックを比較