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夏の夜、寝ている間に40〜70歳の6割超が「体の異変」を経験→「夜間の脱水」症状は危険なサインの可能性

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

暑さが続く夏の夜、みなさんは眠っている間や起床時に「喉が渇いている」「体がだるい」「足がつる」などの異変を感じたことはありませんか。株式会社ココロミル(東京都新宿区)が実施した「夏の就寝時における体調変化と不整脈リスク」に関する意識調査では、多くの人が夜間の体調異変を感じながらも、心臓や脳梗塞のリスク対策に繋げられていない現状が浮かび上がってきました。

調査は、全国の40〜70歳の男女329人を対象として、インターネットで実施されました。

その結果、夏の夜間(就寝中・夜中に目が覚めた時・起床時)に、「口の乾き・喉のカラカラ感」(35.0%)や「夜間や起床時に足がつる(こむら返り)」(18.5%)、「体の重さ・怠さ(疲れが取れていない感覚)」(17.6%)といった異変や違和感を感じている人が62.0%にのぼりました。

同社によると、これらの症状は、熱帯夜に起こる「夜間脱水(血液ドロドロ)」「心臓への負荷(隠れ不整脈)」「脳梗塞の前兆」といった危険なサインの可能性があるといいます。ただし、本調査の結果は自己申告によるもので、個々の症状が特定の疾患によるものだと診断するものではありません。

続いて、「夏の夜間脱水が、不整脈や脳梗塞などのリスクを高めることを知っていますか」と尋ねたところ、「知っており、意識して対策している」とした人は29.5%だったのに対して、約7割がリスクを知らずに対策もしていない(言われてみれば知っているが、対策はしていない38.0%、全く知らなかった32.5%)ことが判明しました。

また、自身の「睡眠中の心臓の動き(不整脈の有無など)」についても、「把握したことがない/測ったことがない」(84.2%)と答えた人が8割を超え、「スマートウォッチ等の簡易計測で見ている」(8.2%)や「病院や精密検査で把握したことがある」(7.6%)はいずれも少数派となり、夏の夜間に何らかの体調変化を経験している人が62.0%いる一方で、睡眠中の心臓の状態を実際に確認した経験がない人が大多数という結果になりました。

なぜ夏は心臓や脳のリスクに注意が必要なのか

「脳卒中や心臓トラブルは冬の病気」というイメージを持たれがちですが、医学的データ(厚生労働省人口動態統計など)によると、脳梗塞(血管が詰まるタイプ)の発症件数は夏場にピークを迎えることが判明しています。

同社は、夏場の循環器リスクが高まる要因として、主に3つのメカニズムを挙げています。

1.脱水による血液濃縮

暑い夜に汗をかくと、体内の水分が失われます。同社は、血液中の水分が減少することで血液が濃縮され、血栓ができやすくなる可能性を指摘しています。

2.暑さによる心拍数の上昇

熱帯夜など室温が高い環境では、体温を調節するために心拍数が高い状態が続き、睡眠中も心臓に負担がかかる可能性があるとしています。

3.自覚症状のない不整脈

同社によると、自覚症状のない「潜在的な不整脈」がある人の場合、脱水などの環境が重なることで、脳梗塞や心不全などの重篤な状態につながる可能性があるとしています。

※本調査自体は、夜間の症状と不整脈・脳梗塞などの発症との因果関係を調べたものではありません。調査結果はあくまで回答者の自己申告に基づくものです。

今すぐ実践できる!「夜間熱中症&不整脈」対策の3大アクション

1.「就寝前」と「起床直後」にコップ1杯の水分補給

夜間のトイレを気にして水分摂取を控えるのは厳禁です。枕元に飲み物を準備しておきましょう。

2. エアコンは朝まで「つけっぱなし」にする

タイマーが切れた後の室温上昇は脱水を誘発します。設定温度を26〜28℃にして連続稼働させるのが効果的です。

3. 心電図検査で「睡眠中の心臓リスク」を可視化する

自覚症状がない潜在的な不整脈を早期発見するため、ウェアラブル心電計などを用いた事前のリスクチェックが有効です。

暑さが続く時期は、室温や水分補給に気を配るとともに、夜間や起床時に繰り返し気になる症状がある場合には、「暑いから仕方ない」と決めつけず、医療機関に相談することも大切です。

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