ネット通販の利用が日常的になり、荷物の受け取り方として定着しつつある「置き配」は、不在でも荷物を受け取れる便利さがある一方、盗難や誤配送などへの不安から利用をためらう人も少なくありません。株式会社システムリサーチ(愛知県名古屋市)が運営する『創作品モールあるる』が実施した調査から見えてきた、置き配の実態と課題を解説します。
調査は、全国のネット通販利用者400人を対象として、2026年7月にインターネットで実施されました。
調査によると、全体の62.8%が「置き配の利用経験あり」と回答し、宅配便の受け取り方法のひとつとして置き配が広く浸透していることがうかがえました。
「置き配を利用する理由」としては、「不在でも受け取れる」(77.7%)、「再配達を減らせる」(62.6%)、「配達時間を気にしなくてよい」(55.8%)が上位に挙がり、仕事や外出などで在宅時間が限られている人にとって、時間を選ばず荷物を受け取れることは大きなメリットとなっているようです。
一方、置き配を利用していない人の理由としては、「盗難が心配」(67.6%)、「雨や汚れが心配」(47.5%)、「対面で受け取るほうが安心」(45.3%)といった意見が挙がり、置き配は便利である一方、「荷物を玄関先などに置いたままにする」という仕組みならではの不安が、利用をためらう大きな要因になっていることが浮き彫りとなりました。
では、どうすれば安心して置き配を利用できるのでしょうか。
置き配の利用経験にかかわらず、「安心して置き配を利用するために必要なもの」を聞いたところ、「盗難・紛失時の補償」(58.5%)が最多に。
そのほか、「配達完了時の商品写真通知」(47.7%)、「誤配送時の補償」(39.2%)といった回答も見られ、単に荷物を置いてもらうだけでなく、万が一のトラブルに備えた補償や、配達完了を確認できる仕組みへのニーズが高いことが分かりました。
今後さらに置き配が普及していくためには、事業者や配送業者による補償制度の充実や配慮の行き届いた通知サービスなど、利用者が「安心して任せられる」環境づくりが鍵となりそうです。
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【出典】
▽創作品モールあるる/置き配利用経験は6割超。未利用の理由1位は「盗難への不安」、安心して利用するために最も求められるのは「盗難・紛失時の補償」
https://alulu.com/media/tips_okihai/