老舗中華料理店「東華菜館」(京都市下京区)が、学びたい人なら誰でも通える自主夜間学校のボランティアスタッフ約50人を招いて食事会を開いた。無料でフルコースが振る舞われる中、他者を思い、支えたいという気持ちがつながり、笑顔が広がった。
「いいあす京都」(北区)には、戦争で教育を受けられなかった高齢者や不登校を経験した若者らが通う。学生や元教員らが週2回、学習支援をしている。
食事会は、スタッフの1人が同店でアルバイトをしていた縁で、昨年に続いて同店が6月上旬に開いた。
于修忠(ウシュウチュウ)店長(55)は「皆さんのボランティアの恩恵にあずかっている人はたくさんいる。私は学問を教えることができないので、一市民としてお礼を伝えたい」とあいさつした。
テーブルには、蒸し鶏や冷たい酢豚といった前菜、フカヒレスープ、エビチリなどの皿が並び、スタッフたちは本格的な北京料理に舌鼓を打ちながら交流を深めた。