キツネの煎餅や、スズメやウズラの焼き鳥、いなり寿司が有名な京都・伏見稲荷大社周辺。観光のお供として新名物になりそうな和菓子が、4月27日オープンの「果菓 伊藤軒」(京都市伏見区)に誕生した。
1864年に京都で創業した老舗の和菓子店「伊藤軒」が運営する同店の看板メニューは、おいなりさんをイメージしたキツネの蒸し饅頭に、イチゴと季節の和菓子(春は白餡で作られた桜形のこなし)を合わせた串スタイルの「くだもの串和菓子」(432円~)。風情ある伏見の景観とともに撮影すれば、SNS映え抜群だ。
こちらは「伊藤軒」が展開する「伊藤軒/SOU・SOU 京都清水店」で、行列ができるほど人気となった「和菓子串」をもとに考案。熟練職人が手作りした和菓子を食べ歩きで楽しめ、「菓子みくじ」が付いているのもポイントとなっている。
「菓子みくじ」は全30種あり、同店が歴代受け継いできた和菓子の資料をもとに作成され、「そばぼうろ」「水無月」「蓬莱饅頭」など定番の和菓子の豆知識とともに、大吉、吉、中吉、末吉、小吉、凶で占える。
代表取締役の中井としおさんは「旅行先で味わう料理やスイーツは、いつまでも思い出に残るもの。当社も、お客様の記憶に残る味を提供していきたい」と語り、ほかには自家製プリンにソフトクリームとイチゴをトッピングした「くだものプリンソフト」(648円~)、「くだものソフト」(756円~)など、「果実たっぷりのスイーツ」を提供する。
「果菓 伊藤軒」
2022年4月27日(水)オープン
住所: 京都市伏見区深草稲荷御前町82-2
営業時間:10:00~18:00
電話: 075-644-1190
https://www.kyoto-itoken.co.jp/