高校の物理教師が、美容師になったかつての教え子のもとを訪れ、ヘアスタイルを一新しました。教え子の提案を受けて挑戦したのは、普段は下ろしている前髪を上げ、額を出すスタイルです。仕上がりを鏡で見た先生は「すーーげぇうれしいわ」と、笑顔を見せました。カットの様子を収めた動画はInstagramで820万回以上再生され、「お友だちなのかと思ったら教え子⋯!」「こんな関係性、素敵すぎる」といった声が寄せられています。
投稿したのは、銀座でメンズの似合わせカットやパーマを手がける美容師のヨネさん(@view_yone)です。来店した先生は、ヨネさんが高校1年生のときに物理を教わった恩師。当時、先生は新卒で着任したばかりだったといいます。
2人が卒業後初めて再会したのは、動画を撮影する数カ月前の会食でした。ヨネさんが美容師として働いていることを伝えると、後日、先生が銀座の店を訪れたといいます。
「本当に銀座まで足を運んできてくれたときは、心の底からうれしかったです」
「教え子に切ってもらうの初めて」と話す先生に、ヨネさんは「初めての景色、見せちゃっていいですか?」と提案。先生は「任せます! カッコよくして下さい」と、カットを委ねました。
ヨネさんが目をつけたのは、先生の目元でした。目元の魅力を生かそうと前髪を上げるスタイルを提案すると、先生は笑いながら快諾したといいます。
「完全に任せてもらってる感じがして、うれしいという感情と一緒に、少し緊張感が湧いてきました」
施術中は、高校時代の思い出話でも盛り上がりました。先生からは、ヨネさんがテストで1桁の点数を取ったことを掘り返され、「世話の焼ける子だった」と言われたそうです。
そんな会話を交わす一方、恩師の髪を初めて切ることには「どこか感慨深いところはありました」と、ヨネさんは振り返ります。
カットを終え、前髪を上げたヘアスタイルを鏡で見た先生は「素晴らしい」と一言。さらに「すーーげぇうれしいわ」と、笑顔で仕上がりを喜びました。
ヨネさんは普段から、客の骨格や悩み、雰囲気、髪質に合わせたヘアスタイルを提案しているといいます。自分に似合う髪型が分からない人に向けて、こう話しました。
「お客様それぞれの骨格、悩み、雰囲気、髪質に合わせて、スタイルを提案させていただいています。自分の魅力をどう引き出せばいいか分からないという方も、ぜひ一度安心してお任せいただきたいです」