物価高が続くなか、価格は据え置きながらも内容量やサイズを減らす「ステルス値上げ」が相次いでいます。株式会社システムリサーチ(愛知県名古屋市)が運営する『創作品モールあるる』が実施した「ステルス値上げ」に関する調査によると、多くの消費者がステルス値上げに気づいており、その購買行動にも変化が出ていることが明らかになりました。
調査は、全国の30~60歳の男女200人を対象として、2026年6月にインターネットで実施されました。
調査の結果、全体の84.0%が「よく買う食品で価格は同じなのに、中身が減った・サイズが小さくなったと感じたことがある」と回答しました。
さらに、「ステルス値上げを感じた食品の購入頻度」を調べると、「月に1回以上」が37.5%、「週に1回以上」が30.4%、「ほぼ毎日」が5.4%となり、7割以上が日常的に購入している「自分の定番商品」で変化を感じていることがわかりました。
また、ステルス値上げに対しては、67.3%が「残念に感じた」と答えています。その一方で、「物価高なので仕方がない」と一定の理解を示す声も46.4%にのぼり、消費者は激しい怒りを感じているわけではないものの、お気に入りの商品が変わってしまうことに寂しさや残念さを抱いているようです。
しかし、感情面では理解を示しつつも、実際の購買行動にはシビアな変化が見られます。
「ステルス値上げ発覚後の行動」を聞いたところ、「買い続けてはいるが、買う頻度や回数を減らした」(40.5%)が最多となり、「今でも同じものを買い続けている」(19.1%)とした人は2割未満にとどまっています。
さらに、「週に1回以上購入していた定番商品」に限った場合でも、48.3%と約半数が「購入頻度や回数を減らした」と回答しており、どんなに身近な定番商品であっても、ステルス値上げは確実に消費者の買い控えを引き起こしていることが明らかとなりました。
最後に、ステルス値上げに直面した際の「メーカーに望んでいた対応」を聞くと、「中身を減らすなら、わかりやすく知らせてほしかった」(45.2%)で最多となり、消費者は、原材料高騰などによる内容量の変更そのものよりも、「いつの間にか、わかりにくい形で減っていた」というコミュニケーションの不透明さに不満を感じていることがうかがえる結果となりました。
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【出典】
▽創作品モールあるる
https://alulu.com/