tl_bnr_land

「新しい家庭を築いて」白から新緑へのグラデに込めた願い 妹の結婚式に兄が作ったウェディングケーキ 日本1位の技に「もはや芸術品」「最高の愛情」

そんでなライターズ そんでなライターズ

白から鮮やかな緑へと移り変わるウェディングケーキを、あるパティシエの男性が妹の結婚式のために作り上げました。兄として、そして職人として技術を注いだその一台には、Threadsで「ドレスのような美しさ」「もはや芸術品」「最高の愛情がこもっている」といった声が寄せられています。

ケーキを手がけたのは、パティシエの長谷川健太さん(@kenta_sucretier)です。 長谷川さんにとって、家族である妹のウェディングケーキを作ることは、特別な夢がかなった瞬間でした。

「昔の自分に『将来、その技術で妹の最高の結婚式を祝えるぞ』って教えてあげたいくらい、込み上げるものがありました」

パティシエとして突き進んできた13年間は、楽なことばかりではなかったといいます。それでも、この日を迎えたことで「この瞬間のために全部の意味があった」と感じたそうです。

「これ以上ない最高の答え合わせができた、最高の瞬間でした!」

ケーキのテーマは、最初から明確に決まっていたわけではありませんでした。妹さんからのオーダーは、式場や花、結婚式の雰囲気に合わせた「お任せ」だったといいます。

「それに合わせつつ、新緑のように新しい家庭を築いていってほしいという願いを込めて、あの色、あのデザインのケーキにしました」

白から緑へと移るグラデーションには、これから新しい家庭を築いていく2人への願いが込められています。

長谷川さんは、シュガーアート大会で日本1位を獲得した経歴を持ち、帝国ホテルなどで13年間経験を積んできました。今回のケーキ作りでは、普段の仕事とは違い、金額や人件費などの計算をすべて取り払い、2人のためだけに技術を注ぎ込んだといいます。

「自分が持つシュガーアートの技術、パティシエとしての基礎、そのすべてをただ2人の笑顔のためだけにぶつける。こんなにぜいたくで、プレッシャーがあって、ワクワクするケーキ作りは他にないと思います!」

結婚式当日、ケーキが登場した瞬間の妹さんの表情は、今も忘れられないそうです。

「妹が目を見開いた、あの笑顔と驚きの入り混じった表情は、一生忘れられません」

夫も「これが本気ですか……!」と圧倒され、妹さんからは「さすが兄貴」と言ってもらえたといいます。

長谷川さんにとって、自分の技術で家族の大きな節目を祝えたことは、言葉以上の贈り物でした。

「言葉で『おめでとう』と言う以上に、自分が命を削って磨いてきた『技術』をそのままプレゼントできる。これぞ職人の特権です!」

その一瞬の感動が、家族の心に残り続けること。自分の技術が、大切な家族の歴史に「一生消えない記憶」として刻まれたことが、何よりの誇りだと話します。

投稿文にあった「パティシエ、大変だけど、幸せな職業ですよね」という言葉にも、多くの反響が寄せられました。

「パティシエは決してきれいなだけの仕事じゃないし、泥くさくて大変なことの連続だと思います」

それでも続けてきた理由について、長谷川さんはこう語ります。

「自分の指先から生まれたお菓子が、誰かの『人生で一番幸せな日』を創る力を持っているからかなと」

お菓子は、生きるために必須ではないかもしれない。それでも、人生を豊かにし、人を笑顔にするためには必要なものだと考えています。

最後に、読者やパティシエを目指す若い世代へ、長谷川さんはこうメッセージを寄せました。

「地道な努力で身につけた『本物の技術』は、将来あなたの大切な人を守り、幸せにする最強の武器になります」

ただ作業するのではなく、「この技術で誰を幸せにするか」を想像しながら、自分の可能性を信じて進んでほしいと話していました。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース