気心の知れた夫婦の間でも、相手に迷惑をかけたり間違ったことをしたりすれば、謝るのは当然です。
ところが、決して自分からは謝らない妻がいます。これでは夫婦の信頼も崩れてしまうでしょう。「なぜ妻は謝らないのか」と悩む夫のために、謝らない妻の心理や対処法を紹介します。
謝らない妻に冷めた…
結婚生活において、謝らない妻との関係に悩む夫も少なくありません。中には「喧嘩しても謝らない妻に愛情が冷めた…」「なぜごめんの一言が言えないんだろう」と不満を募らせる夫もいるようです。謝ることは夫婦の信頼を築くうえで重要なことですが、なぜ謝らない妻がいるのでしょうか。
なぜ謝らない?謝らない妻の心理
決して謝らない妻は、どのような理由で謝ることを拒むのでしょうか。妻が謝らない理由はいくつか考えられますが、謝らない妻の心理を理解することで、対処法も見えてきます。謝らない妻はどのような心理状態なのか、考えられる主な心理を3つ紹介します。
・プライドを守りたい
妻はプライドの高さから、「なぜ私が謝らないといけないの」と謝ることに抵抗を感じているのかもしれません。自立心が強く、自分の意見や行動に自信を持っている人の中には、自分の過ちを認めたがらない人がいます。自分の過ちを認めることは、プライドが許さないのです。
また、普段からモラハラ気質のある妻であれば、プライドが高い上に頑固な一面も持っています。このような場合も自分が悪いとわかっていても、自分から「ごめん」と謝罪をすることはしないでしょう。なぜなら、自分に非があれば、夫より優位な立場になれないと考えるからです。
・謝ったら負けだと思っている
妻は「謝ったら負けだ」と思っている場合もあります。こうした妻は、いつも勝ち負けや損得でしか物事を考えられず、自分から引いたら不利だと考えています。このため、相手と折り合いをつけたり、妥協したりすることができません。
夫婦の間でも、常に自分の主張を通したいと考えていて、夫の考えを聞こうともしないことがあります。また、自分の意見が認められなかったり、自分の非を指摘されたりすると、感情的になって猛烈に反発する傾向もあります。
・謝らなくてもわかってもらえると甘えている
謝らない妻は、夫に甘え「謝らなくても、わかってくれるだろう」と思っているのかもしれません。こうした妻は「夫婦の間でお礼や謝罪は水臭いので不要」と考えていることがあり、「いちいちお礼をしなくてもいいよ」ということもあります。
そうした妻の考えに納得できるのなら、「夫婦の間では謝ったり、お礼を言ったりしない」というルールを決めてもいいでしょう。しかし、子供も親の真似をして、お礼や謝罪をしなくなるかもしれません。子供のしつけが気になるのなら、「子供の手本になるよう、自分たちも謝る姿を見せよう」と妻に提案することも必要でしょう。
・謝り方が分からない
妻が謝らないのは、謝り方を知らない可能性も考えられます。過去の経験や家庭環境によって、謝ることへの抵抗感を植え付けられてしまったのかもしれません。こうした妻は謝ることだけでなく、適切なコミュニケーションスキルを身につけていないのかもしれません。
もしかすると、妻の両親のどちらかが「絶対に謝ってはいけない。謝ったら損だ」という考え方で、その姿を見て、そうした態度が染みついてしまった可能性もあります。子供の頃に植え付けられた価値観や考え方は、簡単に直すことができません。
謝らない妻への対処法
謝らない妻との関係を改善するには、妻の考え方や価値観、性格などを見極めたうえで適切な対処をすることが大切です。謝らない妻との関係を改善するために有効と思われる対処法を紹介します。妻との関係や事情に応じて、効果的な方法を試してみてください。
・先に謝る
謝らない妻との関係を悪化させず、とりあえずその場を収めるには、まずは自分から謝ることが大切です。「プライドを守りたい」「謝ったら負けだ」と思っている妻には、何を言っても意味はありません。それより、夫が自分から謝って度量の広さを見せたほうが効果的でしょう。
大事なことは謝ったからといって卑屈にならないことです。謝罪したあとも堂々として余裕を持って行動すればいいのです。交渉が上手な人は、謝ったうえで自分の目的を達成することができますし、自分の考えに固執する人はかえって損をすることもあります。自分から謝罪する夫の姿を見て、妻もそのことに気づくかもしれません。
・素直に謝ってほしいことを伝える
決して謝らない妻に対し「素直に謝ってほしい」とストレートに伝えることも、時には必要です。もちろん、妻は反発するでしょう。しかし、謝ることの大切さや謝ったからと言って損をするわけではないことを説き、理解してもらうことも必要です。
説教をするような口調になると、反発するのは間違いありませんから、できるだけやさしくソフトな口調で言うといいでしょう。「一言、ごめんだけでも言ってほしい」などと、お願いするように言ったほうがいいかもしれません。そして、妻が素直に謝ったら、決して見下したり勝ち誇ったりせず、「お互いに気をつけよう」などとフォローすることも大切です。
・一時的に距離を置く
絶対に自分から謝らない妻とは一時的に距離を置くことも考えましょう。特に夫自身も感情的になっているときは、一度冷静になることが必要です。感情が高ぶっているときに無理に話を続けても、実のある話はできません。互いにムキになり、ますます険悪な雰囲気になるだけでしょう。
いったん距離を置いている間に、夫婦関係の現状や今後についてよく考え、互いに冷静になってから話し合いの機会を設けましょう。話し合いのときは、妻の言い分によく耳を傾け、妻の気持ちや心理状態を理解しながら話を進めることが大切です。
・夫婦カウンセリングを受ける
謝らない妻への対処が自分1人では難しい場合は、夫婦カウンセリングを受けることを検討しましょう。
夫婦カウンセリングでは、中立的な立場のカウンセラーが客観的に夫婦それぞれの気持ちを整理し、建設的な話し合いをサポートします。専門家の介入により、普段は言えなかった本音を伝えやすくなり、妻が謝らない背景にある心理や夫婦関係の根本的な課題を見つけることができます。
夫婦カウンセリングは、二人で一緒に受けることも、一人で受けることも可能です。妻が受けることに抵抗がある場合でも、まずは夫一人でカウンセラーに相談し、適切な対処法を学ぶことができます。