自転車にも「交通反則通告制度(青切符)」が適用されてから1カ月余りが経ちました。株式会社インタースペース(東京都新宿区)が運営する情報発信メディア『ママスタセレクト』が実施した「自転車の青切符制度に対する不安」についての調査によると、約7割のママが「自転車の青切符制度に不安がある」と回答したことがわかりました。具体的にはどのような不安要素があるのでしょうか。
調査は、子どもがいるおよび妊娠中の全国の母親702人を対象として、2026年3月にインターネットで実施されました。
調査の結果、自転車の青切符制度に対して、「不安がある」としたママは67.7%、「不安はない」は19.3%、「制度を知らなかった」は13.0%という結果になりました。
具体的な不安要素としては、「自転車は原則として車道の左側を通行する」というルールへの不安が多く寄せられ、「車道を走るのが怖い」「路上駐車が多く現実的に難しい」など、ルールを破りたいわけではないものの、現状の道路環境では安全に走行しにくいという声が目立ちました。
また、子どもの送迎や練習に関する不安も見られました。幼い子どもを乗せての走行や、「子どもが自転車の練習をするのに並走できないのは怖い」といった、現実の子育てシーンとルールとの間にギャップが存在します。
そのほか、制度理解の難しさや周知不足も不安の一因となっており、「どこまでが違反になるのかわかりにくい」「知らないうちに違反してしまいそう」など、子どもが通学などで自転車を利用することへの影響を懸念する声も見られました。
一方で、自転車の危険運転に対する取り締まり強化を評価する声も。事故のリスクを踏まえ、「厳格なルール運用が必要」との意見も一定数見られ、制度の目的である交通安全の向上に期待していることがうかがえます。今後も安全性の向上とあわせて、ルールの周知や走行環境の整備が求められます。