地域に伝わる伝統的なおやつの中には、現代の私たちが驚くようなユニークな食文化が存在する。今、SNSを中心に注目を集めているのは栃木県宇都宮市の北部などで古くから親しまれてきたという、竹の皮を使った不思議なおやつ「チューチュー梅」。
チューチュー梅とは、生タケノコを調理する際に出る皮を利用した、昔ながらの知恵が詰まったおやつ。タケノコの皮で梅干しを包み、その角から「チューチュー」と吸うようにして楽しむのが特徴で、梅がなぜか甘くまろやかに変化し、竹の皮の爽やかな香りとともに、少しずつ味わうことができる。この不思議なおやつについて、自身の体験を投稿した「キビと月の畑」さん(@kibi_tsuki)に詳しい話を聞いた。
――キビと月の畑さんにとってチューチュー梅とは?
キビと月の畑: 30年ほど前、宇都宮の北の田舎の方では当たり前のように食べられていました。田舎には日常的に竹林があったので、とても身近なおやつでした。
――今回、お子さんと一緒に楽しまれたそうですが、反応は?
キビと月の畑:上手にチューチュー吸って食べていました!吸っているうちに竹の皮がピンク色に染まってくる様子も楽しかったようです。今ではたまに自分から「食べたい」と言ってきますよ。
――今の時代にこの味を伝えていくことについて、どう感じていますか。
キビと月の畑: 自分の子どもたちが美味しいと言って食べてくれるのを見ると、こうして素朴な伝統が続いていくのは素敵だなと感じます。
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投稿には「自分も子どもの頃に吸っていた!」「ピンク色になるのが不思議で面白かった」といった、同郷の人々からの熱い共感コメントが相次いでいる。かつての日常だった「竹林の恵み」は、時代を超えて令和の子どもたちの心も、ほっこりピンク色に染めているようだ。
きびと月の畑さん
https://x.com/kibi_tsuki