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「有能な男」が育休を取ると……妻「授乳以外することがなくなった」 うらやむ女性続出「本当のハイスペック夫」「これがスタンダードな世の中になって」

太田 真弓 太田 真弓

「前回フル出社しながら私より家事育児をするというわけわからん結果を叩き出した夫が今回1年育休取った結果マジで授乳以外私が何もする事がなくなった 料理洗濯掃除片付け何でもござれ」

2人目を出産したゴリさん(@29w59022706)が、旦那さんについてXに投稿し話題です。

投稿では「食べたいものの写真を送ると即できあがってくる」と、料理写真も紹介。そこには美味しそうな冷しゃぶと、チキン南蛮が。

チキン南蛮にいたっては、子ども用と大人用の2種類のタルタルソース(玉ねぎありの辛めのものと抜きのもの)も自家製。余分にゆでた卵で、ついでに昼ごはん用の卵サンドも作ったそうです。

「有能な男の育休と寝てくれる赤ん坊が組み合わさるとこうなるんだな」と綴ったゴリさんにお話を聞いてみました。

第一子の時から全ての育児を担当する勢いで…

――旦那さんの家事経験は?

元々きれい好きなので、実家にいた頃や一人暮らしの時から掃除や洗濯、片付けはよくしていたようなのですが、唯一料理だけはあまりしなかったみたいです。

私と同棲してから徐々に身につけていったとのことで、最初からできたわけではなさそうです。付き合った当初、ペペロンチーノやカレーを家でご馳走してくれた思い出があったので今回聞いて驚いています。

――料理するにあたり何か工夫は?

特にないようです。日を跨いだ作り置きなども用意しているところを見たことがないですね…。その日炊いたご飯が余ったら冷凍しておく、夕ご飯の副菜やサラダを昼の空いている時間に作って冷蔵しておく…くらいで、後は疲れてようが眠かろうが頑張って食べる直前に作ってます。

完全にパワー型です。体力で全てをカバーしています。

――ゴリさんや息子さんがお好きな料理は?

夫が作る料理の中で私が1番気に入ってるのは揚げ浸しです!絶品です。ただ、最近作ってくれたミートボールパスタもめちゃくちゃ美味しかったのでまた作って欲しいなと密かに思ってます。息子はそぼろ丼が好きなようです!

――料理以外に特に「これは助かる!」というタスクは?

明け方の授乳タスクを引き受けてくれるおかげで、まとまった睡眠時間の確保ができています。また、夫が上の子のお世話をほぼこなしているので私が2人目の授乳に集中できる…など色々あるのですが、推したいのは「ご飯中に赤ちゃんがぐずったら抱っこなど対応してくれるところ」です!精神的にとても助かってます!

――それは本当にありがたいですね。

基本的に泣き声が聞こえたら速攻で様子を見に行くのですが、それが外食中だろうが家でゆっくりご飯を食べている最中だろうが、自分が抱っこして片手で食べたり抱っこ紐にいれて立って揺れながら食べたりしてます。私は温かいご飯を座ってゆっくり食べていられるのが地味に嬉しいです。

育児のストレスは自分が何かやっていることが相手の都合で中断され続けるところが大きいと思うので、毎回とはいかないまでも、ご飯中にあやしタスクを代わってくれるのは皆嬉しいと思います。ぜひ全国のパパさんにおすすめしたいです。

――娘さんは今のところしっかり寝てくれるとのことですが、息子さんの時は?

息子はほんとうにほんとうに寝ない子だったので、夫婦揃ってお手上げでした。深夜2人で当時やっていたアニメのOPを泣き声に負けないくらい大声で歌いつつリビングで踊りながら息子の尻をトントンし続けてました。ヤケクソでした。

――本当に子によりますもんね。

夫は当時から全ての育児を担当する勢いで、入院中から面会が許す限りの時間、最初から最後まで個室に居座り続け、指導も一緒に受けてました。なんなら助産師さんも途中から「あっ!帰ったらやる担当なんだな」と察したのか夫に指導してました。

息子の時は夫は1ヶ月しか育休をとりませんでしたが、2ヶ月頃から完全ミルクに移行したため、フル出社仕事しているにも関わらず夜間の授乳対応は全てやっていました。

よく男性は赤ん坊の泣き声では起きないと聞きますが、全くそんなことはなく、むしろ私が気づかないうちに起きて寝かしつけまで終わらせてました。起きて「ピヨろぐ」(育児記録アプリ)で夜泣きがあったんだと知ることも多々あって。

夜しっかり寝れたため、当時昼間の家事は私が担当しておりましたが、仕事から帰ってきてから残りの家事は夫が全部やってました。今思うとほんとに体力あるなと思います。

――ちなみに、旦那さんは元々「子ども好き」で?

いいえ、むしろ苦手…といった感じだったのですが、子どもが産まれてから「かわいい!なんだこの生き物は!」となったようです。

――育休を取るにあたりご夫婦で話し合いなどは?

私が仕事が苦ではないので「早めに復帰したい」と相談したところ、夫が2ヶ月後くらいに「1年くらい育休が取れるかも?」という話を持ち帰ってきました。「それなら長めに育休をとってもらい育児に専念してもらおう」となった次第です。

――近々ゴリさんは職場復帰し、日中はお子さまたち&旦那さんの生活がスタートしますね。

私はいわゆるいい親とは程遠い人間なのですが、それでもこの最高の父親と過ごせる時間を子どもたちに提供できたのは良かったなと。母親だけとずっと過ごすのではなく、父親や社会のさまざまな人間と関わりながら健やかに育ってほしいと思っております。

2人育てていて思うのは、よほど育てやすい赤ちゃんと体力が無尽蔵にある親の組み合わせでない限り、ひとりきりで新生児や乳児を育てるのは厳しいということです。

手当の振込の遅さや上限の低さなどまだまだ課題はありますが、制度的にも恵まれてきていると思います。そしてここ数年で子育てに対する認識が本当に前世代と変わったな、時代の流れが変わったなと感じています。今、20~30代前半の夫婦は、当たり前に2人で子供を育てるという前提のもと人生設計を考えているなぁと。

昔と比べたら今の社会の方が理解が得られやすくはなってると思うので、育児休業を取りたい男性の方々は積極的に取得へ動いて欲しいなと思います。

◇   ◇

今回の投稿に、
「チキン南蛮を1から家で作れる男は神」
「うまそう…、盛り付けも上手…見習います」
「これが見本の旦那像と飾ってほしいくらい」
「羨ましさ爆発しました!」
「スゴイ。こういう男性ばかりなら少子化になってないと思う」
「これが本当のハイスペック夫」
「これこそ真の男性の育休」 
「これが産後の妻を支える夫としてスタンダードな世の中になりますように 」
「旦那さんも勿論かっこいいけれど、「寝てくれる赤ん坊」←これもだいぶ重要 」
「これが子育ての基本にならないと、根本的に少子化は解決しないよね 男性も企業も変わると良い」
など、旦那さんへの称賛とともに、妻の産後を支えられる男性がまだまだ少ないことが伝わってくるコメントが寄せられています。

育休を取得できたことに加え、家事育児をこなす能力とパワーを兼ね備えた旦那さん。産褥期はもちろん、この先もご夫婦が同じスタンスで生活を共にしていけることが素敵だなと感じました。

厚生労働省によると、令和4年10月1日から令和5年9月30日までの1年間に在職中に出産した女性(男性の場合は配偶者が出産した男性)のうち、令和6年10月1日までに育児休業(産後パパ育休を含む)を開始した人(育児休業の申出をしている者を含む)は、女性が86.6%(令和5年度84.1%)、男性が40.5%(同30.1%)と前年よりも増えており、男性は10%以上も増加しています(※)。

グラフの伸びからも男性の育休取得への理解が進んでいることがうかがえますが、まだまだキャリアへの影響、職場に残る方々へのフォロー体制など様々な懸念事項が生じることも多々あるように感じます。

また、育休を取得したとしてもそのタイミングや長さ、家事育児に対する意識や行動のズレなど、夫婦間でのすり合わせや話し合いも必須かと。育休は、リスキリング、休養するタイミングではありません。旦那さん自身が積極的に奥さんとコミュニケーションを取りながら出産やお子さんとの生活に向き合い、きちんと役割を把握して動く必要がありそうです。

(※)参照 厚生労働省「令和6年度雇用均等基本調査(事業所調査)」https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r06/06.pdf

■ゴリさんX https://x.com/29w59022706

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