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生理前のイライラや気分の落ち込み、原因はPMDDかも 産婦人科医が解説【漫画】

海川 まこと 海川 まこと

生理前になると、自分では抑えられないほどイライラしたり、気分の落ち込みに悩まされたりする人も少なくありません。そんなつらさを描いた漫画家・なおたろーさんの作品『生理前に起こる不調のこと、産婦人科医の先生に全部聞いてみた!』が、SNSで注目を集めています。

作者は現在、生理によるうつ症状を改善するため、低用量ピルを服用しています。飲み始める前は、感情をうまくコントロールできず、自分はうつ病なのではないかと疑ったこともあったそうです。ただ普段は問題なく過ごせていたため、当時はそこまで深く考えていませんでした。

ところが症状が出る時期になると、普段なら怒らないようなことにも強い怒りがこみあげ、抑えられなくなることがありました。いつもならできることが、何ひとつ手につかなくなることもあったといいます。

そんなある日、テレビで生理前のイライラや気分の落ち込みについての特集を目にし、自分の症状に当てはまる部分があると気づきます。もしかしてと思い、2カ月分の体調記録をつけてみたところ、生理前に精神的な症状が強く出るPMDD(月経前不快気分障害)に当てはまることがわかりました。

PMDDは、ホルモンの変動によって精神的な症状が出るもので、自力でコントロールできるものではありません。感情をコントロールできないのは、自分がだめな人間だからかもしれないと長く悩んできたなおたろーさんにとって、不調の原因がわかったことは大きな救いになったのでした。

同作について、作者のなおたろーさんに話を聞きました。

不安やイライラを自分で抑えられなくなることが何よりつらかった

—ご自身が生理前にもっともつらかった症状はどのようなものでしょうか?

私の場合は、抑うつや希死念慮、強い焦りといった精神的な症状が特に重く、不安やイライラを自分で抑えられなくなることが何よりつらかったです。

身体の不調よりも心の症状のほうが深刻で、日常生活に影響が出てしまうほどでした。

—教わったセルフケアでとくに効果を感じているものはありますか?

私にとっては、運動やストレッチがいちばん効果を感じられました。

体を動かすと血流が良くなり、気持ちも落ち着きやすくなる実感があります。今も好きなアニメソングを流しながらストレッチをしていて、楽しみながら続けられていることが大きいと思います。

—ご家族や息子さんは、生理前の症状にご理解はありますか?

ありがたいことに、家族は生理の仕組みやPMDDの症状について理解を深めてくれています。

特に小6の長男は、ピルの効果や女性ホルモンの働きについても興味を持ち、医学的な部分まで学んでくれました。

女性の体について知るだけでなく、「人は誰でも見えないところで何かを抱えていることがある」ということや、「正しい知識が自分や大切な人を守ることにつながる」ということまで理解してくれていると感じています。

それが今後の人生の中でも活きてくれたら嬉しいですね。

<なおたろーさん関連情報>
▽X(旧Twitter)
https://x.com/naotarotarou
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▽ブログ『男児2人に振り回され隊!』
https://www.naotarotarou.pro/

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