恋人のことをどのように呼んでいますか。株式会社ワカモノリサーチが運営する10代・現役高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」が実施したアンケートで、74.1%が恋人を「名前(下の名前)」で呼んでいることがわかりました。ニックネームで呼ぶ高校生は18.3%、「その他(苗字呼びや〇〇くんなど)」は7.6%でした。
この調査は全国の現役高校生(男女)224人を対象として、2026年1月にインターネットリサーチで実施したものです。
最多は「名前呼び」で74.1%
「ニックネーム」「名前」「その他」の3択で回答を募ったところ、最も多かったのは「名前」(74.1%)、次いで「ニックネーム」(18.3%)、「その他」(7.6%)でした。名前呼びをしている理由は、以下のようなコメントが寄せられました。
・「下の名前で呼び捨てしてる」
・「ずっとそう呼んでる」
・「距離が近く感じる」
・「名前の方が親しみやすい」
・「1番呼び慣れているから」
余計な工夫をせず、自然に口に出せる呼び方として「名前」を選んでいる高校生が多いようです。また、付き合う前からの経緯を挙げた声も目立ちました。
・「友達だった時から名前で呼んでた」
・「出会った時からそう呼んでる」
・「付き合う前から名前だったから」
恋愛に発展する前から名前で呼んでいたため、あえて呼び方を変える必要を感じないという高校生も多いようです。
さらに、ニックネームへのハードルを感じているという声も見られました。
・「ニックネームが思いつかない」
・「ニックネームのセンスがないから」
・「ニックネームを作りにくい名前だから」
このように、独自の呼び方を考えることに難しさを感じている様子もうかがえます。加えて、名前呼びに深い意味を見出している高校生もいます。
・「距離が近く感じる」
・「仲が深まるから」
・「親しみがあるから」
・「名前で呼んだ方が親しい感じがする」
・「本名で呼んだ方が愛を感じる」
このように、名前呼びを「心の距離を縮める手段」として捉えている高校生も一定数おり、より深い恋愛関係を築くうえで名前呼びは欠かせない要素になっているのかもしれません。
ニックネーム派は「特別感」を重視
「ニックネーム」派の理由を見ていくと、「特別感」がキーワードとして浮かび上がりました。
・「やっぱ特別な感じがするから」
・「一番仲良い感じするから」
・「自分だけの呼び方がほしい」
2人だけの世界観やオンリーワン感を大切にしている様子がうかがえます。また、感情面を重視する声も目立ちました。
・「かわいく呼んであげたかった」
・「かわいいし自分しかよばないから」
・「愛着が湧く」
・「ニックネームの方が親密だと感じられるから」
こうした回答には男子高校生が多く、男子のほうが相手にニックネームをつけたがる傾向があるのかもしれません。さらに、少し変わった理由も見られました。
・「名前で呼んでしまうと周りにばれちゃうから」
・「バレないようにするため」
・「周りに悟られたくないから」
・「友達とその人のことを話す時周りの関係ない人に勘づかれたらいやだから」
学校生活の中で、恋愛をしていることを周囲に知られたくないという意識から、お互いにしか通じないニックネームを使っている高校生もいるようです。
「その他」派には苗字呼びや〇〇くんも
「その他」と回答した7.6%の高校生からは、「苗字」で呼んでいるという声が注目を集めました。恋愛関係にあっても、お互いにまだ距離を感じているのか、初心な恋をしている高校生も一定数存在するようです。
また、女子高校生からは彼氏のことを「〇〇くん」と呼んでいるという意見も。「くん」という呼び方は、推し活などでも使われる距離の近い表現として、女性にとって親しみやすい言葉なのかもしれません。なかには「映画で見て憧れたから」と、ドラマや映画の主人公の名前で呼ぶというユニークなケースも見られました。
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今回の調査から、令和の高校生の多くが、特別な工夫よりも自然体の「名前呼び」を好む傾向があることがわかりました。ホワイトデーや卒業シーズンを迎える春、新しい呼び方にチャレンジする高校生も現れるかもしれません。
【出典】ワカモノリサーチ
https://wakamono-research.co.jp/media/