「何が起こっているのかわからない。くわしい人教えて……」
そんな驚きのコメントとともに投稿された1枚の写真が話題です。投稿したのは、漫画家のこしのりょうさん(@koshinoryou)。写っているのは、半分に切られた白菜の断面ですが、葉が詰まっているはずの中心部から、太い茎がニョッキリと伸び、その先には黄色い花芽がのぞいています。
まるで白菜から別の植物が飛び出してきたかのような不思議な光景には、3.2万件を超える「いいね」が寄せられました。リプライ欄では「新手の生け花」「白菜はアブラナ科なので、これは菜の花ですね」「一番おいしいやつ!」など、驚きと解説、そして食欲をそそるアドバイスが入り混じった大きな反響を呼んでいます。
その後、こしのさんは実際にこの部分を収穫してお浸しにし、「わわわ!!! あまい! やわらかい! おいしい!」と写真付きで実食を報告。この貴重な体験について、詳しくお話を伺いました。
「何これ?」 白菜の変化が“おいしい発見”に
ーー白菜の購入時期や保管状況、そしてこの姿を見つけた時の印象を教えてください。
「正確な時期は覚えていませんが、半分食べたあと、冷蔵庫がいっぱいで台所に置いていました。芽が出てきた時は『あれ? 何これ?』という感じで、そこからどんなふうに成長するのか見てみたくなったんです。大きくなるにつれて少し不気味さもありましたが、それ以上に好奇心が勝って、最後まで見届けることにしました」
ーー投稿への反響や、特に印象的だった声はありますか?
「最初は別の何かが寄生しているのかと思っていましたが、リプライで白菜がアブラナ科であることや、この部分は食べられるということを教えていただき、とても助かりました。なかでも『幽体離脱』というコメントには、思わず笑ってしまいましたね」
ーー実際に食べてみた感想を詳しく教えてください。
「1本しかなかったので、素材そのものの味がわかるお浸しにしてみました。食べてみると、とてもやわらかくて苦みもほとんどありません。青臭さも少なくて上品な甘みがあり、驚きました」
ーー今回の出来事を通じて、白菜や野菜への印象に変化はありましたか。
「偶然こうして育ってくれたことで、皆さんにいろいろな知識を教えていただき、とても良い経験になりました。世の中には、まだ私の知らない『美味しい野菜の姿』があるのかもしれないと感じています。ただ、野菜はやっぱり新鮮なうちに食べるのが一番ですね(笑)」
リプライ欄には、こしのさんの呼びかけに応える声から、白菜の生命力に驚く声まで、さまざまなコメントが多数寄せられています。
「春が来た」
「幽体離脱〜」
「新手の生け花」
「白菜もアブラナ科ですから、これが成長した姿です」
「菜の花です! キャベツや白菜などの葉物野菜から生えます」
「これは茹でてお浸しにしたら、春の雰囲気たっぷりで美味しいやつ!」
「ほんのり甘みのある美味しい食材になりますよ。菜の花の中で一番好きです」
「農業高校時代、先生から『白菜の菜の花が一番おいしい』と聞いたことがあります」
「白菜の菜の花はエグみが少なく最高。農家は菜の花用に白菜を残しておいたりもします」
「白菜が『とう立ち』して、食用から繁殖モードに切り替わり、花茎を伸ばして花を咲かせる状態ですね」