Z世代の83.0%が就職活動において企業を直感的に「アリ/ナシ」と判断した経験があり、一度「ナシ」と判断された企業の印象が完全に覆ったケースは4.8%でした。就活の場で企業の第一印象が重要とあらためて示されました。
Z世代キャリア支援AI「BaseMe(ベースミー)」を運営するベースミーが、26〜28卒予定の大学生・大学院生300人を対象に、2025年12月にインターネット上で実施したものです。
8割以上が直感で企業を判断。女性はより敏感
就活で企業を「あり/なし」と直感的に判断してしまうことはありますか?という質問に、「時々ある」(38.7%)、「ある」(27.3%)は合わせて66%でした。「あまりない」は17.0%、「全くない」は17.0%でした。
直感判断の頻度を男女別に見ると、「ある」「時々ある」と回答した割合は男性57.3%、女性は69.7%でした。
「ナシ」と感じる場面トップは「冒頭の雰囲気」
企業を「ナシ」と感じた場面については、「説明会・面談の最初の数分で雰囲気が合わないと感じた」(142人)が最多。「企業側の態度や話し方が合わなかった」(118人)、「説明が抽象的で、働くイメージが湧かなかった」(69人)、「SNSやサイトの印象と実際が違った」(51人)、「情報が薄い、または出すタイミングが合わないと感じた」(47人)「一方的に話され、理解されていないと感じた」(40人)と続きました。
第一印象の挽回は極めて困難。4人に1人は選考も離脱
「なし」と判断した企業の印象が、その後の接点で変わったことはありますかと質問したところ、「ほとんど変わらない」(115人)で最も多く、「なしと思った時点で選考をやめた」(60人)で続きます。これに対し、「印象が完全に覆った」と回答したのは4.8%(12人)でした。
勝負は最初の10分。冒頭の印象が選考意欲を左右
印象が決まるタイミングとして最も多かったのは「最初の10分以内」(108人、36.0%)で、「最初の30秒」(32人、10.7%)と合わせると、約半数の学生が開始10分以内に企業への印象を確定させていることがわかりました。
一方で、「選考全体を終えて振り返って判断」(85人、28.3%)や「初回接点を最後まで過ごした後」(75人、25.0%)と、慎重に判断する層も半数近くいることがわかりました。
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今回の調査からは、Z世代の就活において「第一印象」が採用の行方を大きく左右することが浮き彫りになりました。83.0%の学生が直感で企業を判断し、約半数が接点開始からわずか10分以内に印象を確定させています。そして一度「ナシ」と判断されてしまうと、印象が覆る可能性は4.8%と極めて低く、4人に1人はそのまま選考を離脱してしまいます。
【出典】株式会社ベースミー