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生成AIの利用頻度で「就活の二極化」が鮮明に 生成AIを毎日利用する学生の半数「志望業界を再検討」 

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

近年、急速に普及している生成AIは就活生にどのような影響を及ぼしているのでしょうか。就活生同士のコミュニティサイト『みん就』を運営するみん就株式会社(東京都新宿区)が実施した調査によると、生成AIを「毎日」利用する学生の半数以上が「志望業界を再検討する」と回答するなど、AIネイティブ世代の間で労働市場の変化を踏まえた「就活の二極化」が鮮明になりました。

調査は、同サイトを利用する2027年卒予定の大学3年生・修士1年生1116人を対象として、2025年10月~11月の期間にインターネットで実施されました。

調査の結果、生成AIを「毎日」利用する学生では、志望業界が「大きく変わった」と回答した学生が19%、「やや変わった」まで含めると51%に達し、全体平均(43%)を大きく上回る結果となりました。

一方、利用頻度が低い学生では変化が限定的で、「週2〜3回程度」利用する学生では、「大きく変わった」が9%、「週1回以下」でも9%にとどまっており、生成AIを日常的に活用する学生ほど、キャリア選択への影響を強く受けている実態が浮き彫りとなりました。

また、「雇用への影響」については、生成AIを「毎日」利用する学生の70%が「雇用は減少する」と回答したのに対して、「週2〜3回程度」利用する学生では59%、「週1回以下」利用する学生では55%と、利用頻度が低くなるにつれて懸念がやや薄れる結果となり、生成AIへの接触度が高い学生ほど、労働市場への影響をより深刻に受け止めていることが明らかになりました。

他方、「自身のキャリアに与える影響」については、生成AIを「毎日」利用する学生の90%が「良い影響がある」と回答したのに対して、「週1回以下」利用の学生では51%にとどまり、利用頻度によって認識に差がみられました。

一方で、「悪い影響がある」と回答した学生は、「毎日」利用する層でもわずか4%にとどまり、生成AIを使い慣れている学生ほど、キャリアに対して前向きな影響を実感していることが示されました。

調査を実施した同社は、「企業の生成AI活用に関する質問は増加傾向にあり、生成AIを前提とした『就活の二極化』は今後さらに加速する」と予想。

そのうえで、「新卒採用を行う企業には、これまで以上に『AIが代替する業務』と『人間が担うべき業務』を明確にし、『生成AIの活用方針』や『AI前提の時代に、企業が学生のキャリア形成をどう支援できるか』について、具体的に説明する姿勢が求められるのではないか」と述べています。

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