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新入社員よ「サラリーマン」という名のプロになれ 高学歴でも“自分は凡人”と知った課長の教え「誰にでもできることを怠けずにやりなさい」【漫画】

海川 まこと 海川 まこと

まじめな性格や学歴に自信があったのに、いざ社会に出ると「できる人」を目の当たりにし自信を喪失することもあるでしょう。吉谷光平さんの漫画『今どきの若いモンは』からの抜粋エピソード『厳しいけど実は部下思いで不器用な課長の話』が、多くのビジネスパーソンの胸を熱くさせています。

ある日、新人の麦田は寝坊してしまい、慌てて会社の廊下を走っていました。彼女を待ち構えていたのは、厳格な恵比寿課長でした。「新人は始業30分前にくるもの」「誰にでもできることを疎かにしているから契約を取り逃がす」と容赦ない言葉を麦田に浴びせます。

麦田と恵比寿課長の間には、入社直前の研修で因縁がありました。当時、恵比寿課長は新人たちを「全員お荷物」と切り捨て、「自分たちが何もできないことを自覚し、誰にでもできることを怠けずにやりなさい。そうすればサラリーマンというプロになれる」と説いたのです。一見、時代遅れの「嫌な上司」に見える恵比寿課長。しかし彼がここまで厳しく「当たり前の徹底」を強いるのには、彼自身の苦い過去があったのです。

かつて恵比寿課長は、高学歴で真面目な自分に強い自負を持っていました。しかし現場で目にしたのは、言葉遣いも服装もだらしないのに、自分を遥かに凌ぐ成績を叩き出す上司たちの姿でした。その圧倒的な差を前に、彼は「自分は凡人である」という残酷な現実を突きつけられたのです。

だからこそ彼は、言葉遣いや気配りといった「凡人でもできる努力」を誰よりも完璧にこなす道を選びました。その積み重ねで課長のポストをつかみ取った彼は今、かつての自分と同じように壁にぶつかる「凡人」を育てることこそが、自分の使命だと信じているのでした。

読者からは「何もできないことを自覚して誰にでもできることを怠けずやりなさいは共感できる」「え?言い方キツイけど優しいじゃん」など、恵比寿課長への共感や賛同の声が多くあがっています。作者の吉谷光平さんに、同作について詳しく話を聞きました。

「凡人」として生き抜く強さとは

ー「嫌な上司」に見える恵比寿課長は、「才能がない自分」の絶望を知っているからこそ、新人に厳しくしているというバックボーンは最初から決まっていたのでしょうか?

はい。恵比寿課長のキャラクターのバックボーンは最初から決めていました。石沢課長とのキャラクターの対比として作りました。

ー作中で何度も出てくる凡人という言葉ですが、この言葉をあえて使った理由は?

サラリーマンにも「天才」と「凡才」がいる。と表現したかったからだと思います。

ー恵比寿課長が「凡人として極める」道を選んだ決定的な理由は何だったと思われますか?

その点に関しては恵比寿課長は自分の弱さを認め、地道に努力できる人間だったのだろうと思います。正直、それができれば凡才ではないと思ってしまいますが…(笑)。

<吉谷光平さん関連情報>
▽『今どきの若いモンは』連載サイト(サイコミ)
https://cycomi.com/title/87
▽書籍『今どきの若いモンは』(Amazon)
https://www.amazon.co.jp/dp/B0875FV4GF
▽X(旧Twitter)
https://x.com/kakikurage

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