言葉のなかには、伝え方ひとつで相手に与える印象がガラリと変わってしまうものがあります。そんな言葉の伝え方について、B.B軍曹さんの描いた作品『同じ言葉でも夫と私で相手の反応が変わる理由』がSNSで注目を集めています。
作者と夫である髭さんは結婚して10年を迎えました。作者が知人と会話していると「ケンカとかされるんですか?」と聞かれることがあります。そんな時、作者は「仲は良いですけど、喧嘩はしょっちゅうしますよ」と答えるのでした。
その一方で、同じ質問をされた髭さんは、「時にはケンカもするけれど仲は良いし妻のことは世界一大切な存在だよ」と返していました。ふたりの答えは同じものではあるものの、髭さんの言葉には温かな余韻が残ります。
また別の日、仕事の大変さを問われた際もふたりの違いが際立ちます。「正直楽しいけど大変です」と苦労を強調して答える作者に対し、髭さんは「大変なことはあったものの楽しかったです」と答えたのです。
髭さんの答えを振り返った作者は「同じことを言ってるのに髭の方がポジティブに聞こえるのはなぜ?」と疑問を抱きます。髭さんはその疑問の答えとして、人は最後に言われた言葉の方が印象に残りやすいという心理的な法則を説明するのでした。
読者からは「これはっ!本当に勉強になります」「真似します」などの声があがっています。そんな同作について、作者のB.B軍曹さんに話を聞きました。
「正確さ」よりも「どう伝わるか」を重視する
ー「同じことを言っているのに印象が違う」と気づいたきっかけを教えてください。
同じ出来事を話しているのに、私は「大変そうですね」と言われて、髭は「楽しそうですね」と言われることがあったんです。不思議に思って並べてみたら、私は「楽しいけど大変です」、髭は「大変なこともありましたが楽しかったです」つまり内容ではなく、締めの言葉が違ったんですよね。それに気づいた時、人の印象って意味より順番で決まることもあるんだと納得しました。
ー語順によって相手への印象が変わると気づいた時はどう思われましたか?
正直、驚きました。私はそれまで「正確に伝えること」が大事だと思っていたんですけど、髭は「どう伝わるか」を重視してたんですよね。しかもそれは特別な話し方ではなくて、最後をどう締めるか?という、それだけの違いでした。同じ内容でも相手に与える印象は自分で操作できるんだと思えたのは、とても大きかったです。
ー「ポジティブに締める」上でのポイントはありますか?
コツはすごくシンプルで、伝えたいメッセージを変えないまま、最後の一言だけ整える、これだけです。人は最後に聞いた言葉を、その話の結論として覚えるので、締めのメッセージは、思っている以上にインパクトも大きいんですよね。私はこの話を聞いてから、最後の一言が人の印象を決めるんだなと思うようになりました。
<B.B軍曹さん関連情報>
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