子どもが習い事の帰りに拾ってきた500円玉。よく見ると、普段の500円玉とはデザインが違う――。「これは本物のお金?」と母親がThreadsに投稿すると、「愛知県の記念硬貨だよ」「47都道府県バージョンがある」とその正体を教えるコメントが続々と寄せられました。
Threadsに投稿したのは5児の母である、あちゃさん(@acha_8home)です。習い事から帰ってくるなり、「“俺の500円”でお菓子買って良い?」と言ってきたという息子さん。
「『何の500円?』と聞くと、『俺が見つけた!』と得意げに見せてくれました。最初はおもちゃかと思ったのですが、手に取ってみると重さや質感は本物の硬貨。ただ、見たことのないデザインだったので、『本物っぽいけど、これって使えるのかな?』と不思議に思いました」
その後Threadsに投稿したところ、コメントでこの硬貨は愛知県の「地方自治法施行60周年記念硬貨」だと判明。47都道府県それぞれのデザインで発行されている記念硬貨で、本物の500円玉として使えるものだと分かりました。
「こんな記念硬貨があるなんて知りませんでした。コメント欄で他の都道府県の記念硬貨の写真も見せていただいて、さらに驚きました。いつか47都道府県分を全部見てみたいですね」
拾った当初は「俺の物」と言っていたという息子さん。しかし、本物のお金だとわかったため、「これは落とし物なので届ける必要がある」とあちゃさんは伝えたといいます。
「『落とした人が大切にしていたかもしれないよ。自分だったら戻ってきたらうれしいよね?』と話したら、素直に『うん、届けてきて』と言ってくれました」
普段からお金の大切さや、人を思いやることについて子どもたちと話す機会を設けているというあちゃさん。今回の出来事もそのひとつになったようです。
その後、警察へ届け出たところ、記念硬貨は通常の現金とは扱いが異なることが分かりました。3カ月経っても落とし主が現れなかった場合、通常の500円玉ではなく記念硬貨そのものが拾い主に渡されるため、別の保管先まで取りに行く必要があるとのこと。また、落とし物は3日以内に問い合わせがなければ持ち主が見つかりにくいケースが多いと説明されたといいます。
今回の投稿の反響を受け、コメント欄を読んだあちゃさんは「様々な見解がある」と感じたそう。「たとえ落とし主が見つからず手元に戻ってきたとしても、他の人を思いやる気持ちを大事にしてほしい」と話します。