京都市伏見区の地域情報を発信するウェブサイトの運営会社が、江戸時代初期まで桃山地区に存在した「伏見城」の御城印を制作した。「地域の魅力再発見につながれば」と願いを込め、昨年9月から販売している。
伏見城は、伏見区桃山の丘陵に豊臣秀吉と徳川家康が築いた複数の城の総称で、1620年代に廃城となった。御城印は、NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」を前に市観光協会から企画が持ち上がり、地域情報サイト「まいぷれ京都市伏見区」の運営会社「ボンドタウン」が販売を決めた。
御城印は2種類を用意し、豊臣家と徳川家にちなんで「五七桐(ごしちのきり)」と「三つ葉葵」の家紋をそれぞれあしらった。文字は「伏見城研究会」の主宰で御香宮神社宮司代務者の三木善隆さんが揮毫した。
地元には伏見城を模して1964年に建てられた「伏見桃山城」の天守閣が今も残る。ボンドタウンの担当者は「今後、御城印を使ったまち歩きを楽しめる仕組みを作っていきたい」と話している。
1枚300円(1人5枚まで)。御香宮神社境内の桃山天満宮社務所(御香宮門前町)、喫茶店「伏見夢百衆」(南浜町)、日本酒販売店「伏水酒蔵堂」(納屋町)の3カ所で販売する。