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”謎”の白い鳥が、電線に止まって……「最初はハトかと思った」 野鳥を30年以上撮影する写真家が発見、プロによる見解は?

山陰中央新報社 山陰中央新報社

 島根県益田市匹見町で、羽根の大部分が白いカラスが姿を見せ、野鳥愛好家が写真に撮影した。

 野鳥を30年以上撮影するアマチュア写真家の水元満夫さん(75)=島根県浜田市=が、電線に止まっているのを発見した。持参していた望遠カメラで他のカラスと一緒に飛ぶ様子などを撮影した。幼鳥のようだったとし、1週間後にも水元さんの写真仲間が目撃したという。

 水元さんは「最初はハトかと思った。白と薄茶の交ざった色できれいだった」と話した。

 島根県立三瓶自然館サヒメル(島根県大田市)の星野由美子学芸課長によると、カラスは国内でよく見かけるハシボソガラスだという。色素異常により部分白化したとみられ、体全体が真っ白になるアルビノとは異なるという。5年前にも同町で翼の一部が白化したハシボソガラスが見つかっている。

 星野学芸課長は、写真では個体の年齢は分からないとしつつ「幼鳥であればしばらく同じ地域で親鳥と行動する」と話した。

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