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愛犬に襲いかかった「ノーリードの犬2頭」の外国人飼い主に唖然…「ワカラナイ、デンワナイ」で逃げ切ろうとする相手にどう対応する?

はやかわ リュウ はやかわ リュウ

「ダブルリード」で安全対策

今回の件について、黒虎くんの飼い主さんは、自身が「体格のいい男性」で、黒虎くんがイノシシや鹿などの狩猟犬として活躍したルーツを持つ勇敢な「甲斐犬」だったことも功を奏したという。

「もしノーリードの犬が襲いかかったのが、チワワを連れたお婆さんだったら、小さな子どもを連れたお母さんだったら……命に関わる重大な事件になっていた可能性もあります。

うちは毎日どんな時でも、首輪とハーネスのそれぞれにリードを付けた『ダブルリード』でお散歩をしています。リードの持ち手の先にカラビナをつけ、それを私のパンツのベルトループに付けているので、もし飼い主が転んだり手からリードが離れたとしても、ベルトループにつけたもう1つのリードが繋がっているので、黒虎が逃げ出すことはありません」(黒虎くんの飼い主さん)

散歩時の事故を防ぐための「予防策」とは?

犬による咬傷事故が起きた場合、犬が咬んだ相手が人であれば、「狂犬病予防法」により、加害犬の飼い主は速やかに保健所や動物愛護センター、警察に「咬傷事故の届出」の提出が義務付けられている。

だが今回のように、「ニホンゴワカラナイ」「ニホンノルール、シラナイ」で逃げ切ろうとする相手に対して、私たちはどう対応すれば良いのだろう。

「今後もこのようなケースに遭遇する可能性があるとして、予防策としてできそうなこととしては、①なるべく1人でお散歩に行かない ②折り畳み傘やラケットなど、相手と距離を取れる物を携帯する ③ダブルリードにして、愛犬と自分が離れないようにしておく ④近所でも油断せず、前方やカーブミラーなどで注意深く周囲を常に警戒する、といった点に気を付けてお散歩しています」(黒虎くんの飼い主さん)

命に関わる事故の被害者にも加害者にもならないよう、犬のサイズや犬種に関わらず、「ノーリード」での散歩や外出は絶対に控えてほしい。

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