「余った春巻の皮で鶴を折って揚げたら思ってたより上手くいった」
こんなポストをされたのは風虱虱虱虱(@kaze_kaze_kaze_)さん。
春巻の皮を折り紙のように使って作られた“鶴”がの写真が投稿されました。さらにそれをそのまま揚げた“揚げ鶴”が美しく仕上がった様子が写し出されています。
まるでアート作品のような完成度で、見る人の「え、そんな発想ある…?」を刺激する作品です。投稿には、称賛の声が相次ぎました。
「発想が天才」
「こんなん絶対バズる」
「揚げたらさらに造形美が増してる…!」
「食べられるアートすぎる」
「これは料理じゃなくて作品」
ポストをされた風虱虱虱虱さんにお話を伺いました。
ーー「春巻の皮で折った鶴」を作ってみようと思ったのは?
「子供の頃から割り箸の包み紙やペーパーナプキン、紙製チケットの端などでよく鶴を折って遊んでいたので、いつもの遊び感覚でした。予想より綺麗に折れたので記念に写真を撮り、揚げた後も意外と綺麗だったのでSNSにアップしました」
ーー普通の折り紙と比べて難しかったですか?
「全体的にフニャフニャなので、ひっくり返す時などに固定が必要な所は水で湿らせて固めました」
ーー油で揚げた鶴がとても綺麗に仕上がっていますね。
「少量の油に片面ずつゆっくりと浸しました。柔らかいうちに翼の付け根を菜箸で広げて羽ばたいているように形づけられたのが良かったと思います」
ーー完成した「揚げ鶴」を見たときは?
「思っていたより綺麗に形ができたので嬉しくて入浴中の妻と子供に見せに行きました。みんなで少しずつかじって食べました。」
ーー食感や味はどのような感じでしたか?
「少し塩味がありスナック菓子のような軽い食感でした。揚げたてで風味もよく美味しかったです」
ーー「春巻の皮で折り紙」という発想が斬新です。他にも挑戦してみたい作品はありますか?
「恥ずかしながら自分の手で本来の春巻きをちゃんと作った事がないので、まずはそこからですね…」
風虱虱虱虱さんは「海外からの反応もとても良く、インバウンド向けのおもてなし料理としても面白いのではという声がたくさんありました。自分もその通りだと思います。これが何かしらの形で文化的発展に繋がれば幸いです」と話してくれました。
春巻の皮で折り紙をするという発想自体がユニークですが、揚げた後も造形が崩れず「食べられるアート」へと昇華されていた今回の作品。遊び心とセンスの掛け合わせが生んだ1枚に、多くの人が魅了されたのも納得です。