秋篠宮家の長男悠仁さまが、駅のホームで見せた一瞬の所作が話題になっています。
悠仁さまは9月7日、伊勢神宮参拝のため三重県へ向かっていました。近鉄名古屋駅で特急電車に乗り換える際、見送りの駅員らにあいさつを終えると、足元の点字ブロックを踏まないようにまたいで特急電車に乗り込みました。
偶然撮影したのは、居合わせたXユーザー「みつみん」さん。自身のアカウント(@mitsumintw)に動画を投稿すると、悠仁さまの自然な所作に注目が集まり、瞬く間に拡散。ネットユーザーの間では「点字ブロックをまたいでいらっしゃる」「点字ブロックを踏まない所作はさすが」「さりげない気遣い」「実にスマート」「まねしたい」「私も点字ブロックを踏まないようにしよう」などの声が広がりました。
みつみんさんは、まいどなニュースの取材に対し、「点字ブロックは目の不自由な方の目の役割として存在する大切なものというご認識が、悠仁さまにあったからからこその所作だったと思います。そんなやさしさが称賛されるのは自然なことかなと思います」と振り返りました。
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点字ブロックは、視覚障害者の歩行を補助するために設置された物です。踏んではいけないというルールはないものの、上に物を置いたり、立ち止まったりすることは、視覚に障害のある人の妨げになりかねません。
内閣府では、政府広報オンラインの中で「黄色いブロックの上に物を置いたり、立ち止まったりすると、目の不自由なかたは黄色いブロックを活用して安心してホームを歩くことができず、ホームからの転落などにつながる危険性があります。これらの設備が何のためにあるのかを皆さんがよく理解し、配慮することが重要です」と発信しています。