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真っ白だった子猫→6年後に「焦げた」こんなに変わるの?「シャム系あるある」

椎名 碧 椎名 碧

「6年前 白かった

現在 焦げた」

こんなポストをされたのはソレイユ(@Oa1Un)さん。投稿されたのは、かつて真っ白だった子猫が6年の時を経て“焦げたような”毛色に変化したというビフォーアフターの写真。

「シャム系あるあるですね笑」
「変わりすぎてびっくりしたけどどっちも可愛い!」
「焦げても尊い」
「この変化を見守れるのが保護猫の幸せ…」

投稿には、多くの反響が寄せられました。白かった猫さんのお名前はなみちゃん。地域猫がくわえて家に連れてきた子で、すぐに保護したといいます。性格はおっとりして天真爛漫。何にでも怖がりながら興味を示しすそうです。ポストをされたソレイユさんにお話を伺いました。

ーー今回のポストに登場している6年前に白かった猫ちゃんのお名前や、普段の呼び方・性格などを教えてください!

「名前はなみです。
なみは地域猫が咥えて我が家に連れてきた子で、すぐに保護しました。

性格はおっとりして天真爛漫。
何にでも怖がりながら興味を示します」

ーー毛色の変化はいつ頃から?

「保護して半年くらいから色が変化してるのが顕著にわかるようになりました。なみはシャム系雑種だと思われますが、サイアミーズ遺伝子の働きで色が濃くなるそうです。

なみの場合は、成長に従い、色が濃くなっていますが、サイアミーズ遺伝子の働きは気温が高くなると色が薄くなり、低くなると濃くなるようです。実際に夏冬で、色の濃さは違うなと感じています」

ーーいっしょに写っている茶色の猫さんは?

茶トラ猫の名前は1号くん。普段はイチと呼んでいます。推定16歳です。我が家の庭にガリガリの姿で突然現れて、セミを食べていました。その姿を見てご近所の了解をとり、フードをあげて半年以上かけて保護しました。

子猫には優しいけれど、成猫は誰も性格が合わず、威嚇してばかりです。子猫からいる子が成猫になった場合は優しいです。なみは、1号お兄ちゃんが大好きで子猫の頃は常に一緒にいました。

ーー2枚のお写真はどのような状況で撮影されたのでしょう?

1枚目はお兄ちゃんの身体の上でだらーんとしてるのを写しました。
2枚目の写真はお気に入りの椅子の上でまったりしてるところです」

ーー6年前の白い姿と現在の“焦げ”カラー、それぞれの魅力は?

「保護時は胴体は白かったですが、顔、耳、脚、尻尾などは、茶色でしたのでシャム系だと分かり、これは色が変わっていくよと獣医さんにも楽しみだねと言われていました。白い猫は家族に迎えたことがないので白い胴体が眩しく見えました😂しかし色が薄くなるのを楽しみにもしていました。

色の変化がある猫さんは旧Twitter、現Xでも登場しますが、興味深いし、生物の不思議を体感できます。白いなみも可憐で可愛かったし、今の焦げたなみもシックでどちらも大好きです。もっと濃くなるとタヌキみたいになるかなあと楽しみです」

ーー猫ちゃんたちと暮らし始めたきっかけは?

「きっかけは20年近く前、ガリガリの三毛猫を近くで見かけ、声をかけたら翌日、雨の中我が家の玄関前にびしょ濡れで現れました。家族に迎えることを即決しフードを与え、ご近所にも理解を得て、徐々に慣らして我が家の子にしました。

それまで犬がいましたが、猫のいる生活もそれはそれは楽しく幸せで。そこから、庭に来る子をよく観察するようになり、次にガリガリに痩せた茶トラを保護しました。

今は5匹猫がいますがそれぞれの性格があり、毎日ドタバタ過ごしています。この子たちを幸せにしたくて保護したのですが、私たち家族の方が幸せにしてもらっています」

ーー特に可愛いと感じる時は?

「強いて言えば、へそ天になってる姿を見ると、可愛いなあとさらに思います。安心して過ごせているであろう姿を見るのは嬉しいです」

ソレイユさんは「毎日、Xにて1日5回、5匹の猫たちのポストをしています。@Oa1Unをよろしかったらご覧ください!」と話してくれました。

白かった小さな子猫が、6年の時を経てふっくら“焦げた”毛並みに。その変化を見守りながら、日々の暮らしに愛情を注ぐソレイユさんの温かなまなざしが、言葉の端々から伝わってきました。

これからもイチくん、なみちゃん、そして5匹の猫たちの日々を応援しています!

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