ニットやマフラーにも使われる「ウール」。暖かく過ごせて冬場は重宝しますが、着たり洗ったりを繰り返すうちに、生地が縮んでしまうことも。そこで、泥スッキリ本舗の公式インスタグラムアカウント(@sukkiri_sentaku_kaji )が、そんな時に役立つ裏ワザを紹介しています。
ウールは「人間の髪の毛」と似た構造
ウールの縮みを戻すのに使うのは、「コンディショナー(リンス・トリートメント)」です。実は、ウールは「人間の髪の毛」に似た構造。髪の毛は水に濡れることでキューティクルが開きますが、ウールも「ウロコ状」のものが水に濡れることで開きます。その状態で擦れたりすることで、繊維同士が絡まって縮んでしまうのです。そこで、髪の毛の性質が似ているウールにも、「コンディショナー」を使用ことで、縮み解消への効果が期待できるといいます。
【縮んだウールの伸ばし方】
①30℃ぐらいのぬるま湯にコンディショナーを溶かす。
②縮んだウールを浸して液をよく揉み込み、全体的に伸ばす。
③30分〜1時間ほどつけおきする。
④軽く水を切って洗濯用ネットに入れる。
⑤洗濯機の脱水機能で1分脱水する。
⑥ウールを伸ばして形を整え、平干し&陰干しで乾かす。
※編み目の向きや素材などで伸び具合が変わる可能性もあります。
▽出典:泥スッキリ本舗 公式インスタグラム/縮んだウールの伸ばし方https://www.instagram.com/p/DG5RBHJTNRQ/