中古ディーゼル車のおすすめ車種3選
ディーゼル車は同じ車種・グレードのガソリン車に比べると、車両価格が高いです。しかし中古車なら、車両価格を抑えられます。
生産終了した車種や型落ちモデルでも魅力的な選択肢があるので、注目しましょう。
▽マツダ「CX-8」
・中古車相場:135.5万円〜519.7万円
・サイズ:全長4925mm×全幅1845mm×全高1730mm
・最高燃費(WLTC):15.8km/L
・最大トルク:450Nm
2024年1月をもって販売終了となったCX-8。販売当時は、日本で唯一全車3列シート搭載のSUVでした。
3列目は大人が乗るには少々狭いものの、子どもなら快適に過ごせます。また、マツダはユーザーの要望をもとに3列目へのアクセスを工夫し、子どもでも安全に乗り降りできるよう設計されています。大型の一台だからこそ、ディーゼル車を選べば走りも快適です。
▽BMW「2シリーズ グランツアラー」
・中古車相場:85.3万円〜395万円
・サイズ:全長4585mm×全幅1800mm×全高1640mm
・最高燃費(WLTC):16.7km/L
・最大トルク:350Nm
グランツアラーも、すでに販売を終了しているモデルです。国産のミニバンほど高さがないものの、3列シート7人乗りのステーションワゴン風ミニバンで、ミニバンならではの外観の野暮ったさがありません。
魅力は、何といっても走行性能の高さ。BMWならではのハンドリングの良さで、キビキビ動きます。趣味用や家族用でも、スポーティさを求める人にお勧めします。
▽MINI「MINI クロスオーバー」
・中古車相場:110万円〜580万円
・サイズ:全長4315mm×全幅1820mm×全高1595mm
・最高燃費(WLTC):16.9km/L
・最大トルク:350Nm
MINIは2023年末から次々とフルモデルチェンジしており、SUVタイプのモデルは「クロスオーバー」から「カントリーマン」に名称変更されています。
クロスオーバーは、その名の通りクロスオーバータイプの小型SUVです。最低地上高はSUVらしく高めに設定されていますが、MINIらしさは全く失われていません。アクティブでカッコかわいいSUVが欲しい人におすすめです。
▽その他のおすすめ車種
今回ランクに入れていない車種でも、たとえば現行MAZDA2やMAZDA3の先代モデルにあたる「デミオ」「アクセラ」なども人気です。
これらの車種はフルモデルチェンジに加えて名称変更もしており、5年落ち以上の車両となるため、車両価格もかなり落ちてきています。たとえばデミオなら、走行距離の短い車両でも100~120万円程度で購入できます。
ディーゼル車のメリット・デメリット
購入前には、ディーゼル車のメリットとデメリットもチェックしましょう。
▽メリット
・ガソリン車より燃料代が安い
・低回転域での加速がスムーズで力強い
・耐久性が高い
・最近のモデルは環境にやさしい
ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べてエネルギー効率に優れ、燃費性能が良いです。さらに、軽油の価格はガソリン価格より20円/Lほど違います。
また、トルクフルでスムーズに、力強く加速する点やエンジンの頑丈さ、最近のクリーンディーゼル車の環境性能の高さも魅力といえます。
▽デメリット
・ガソリン車より車両価格が高い
・振動やエンジン音が大きめ
・寒いと燃料が凍結することも
・ガソリン車より整備費用が高い傾向
ディーゼル車は燃料代が安い一方で、車両価格が高く、整備費用もかかる傾向があります。コストパフォーマンスを考えると、長距離走行が多い人におすすめです。または、ディーゼル車ならではのトルクフルな走りを求める人にお勧めします。
予算オーバーなら中古も検討を
ディーゼル車のデメリットの一つは、車両価格の高さ。特に外車の場合は、近年の円安の影響も受けて高価になっています。中古車を検討される際は、お気軽にご相談ください。
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【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!
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