力強い加速や燃費の良さ、燃料代の安さが魅力のディーゼル車。ここでは国産車、外車、中古車のおすすめをご紹介しています。
ディーゼル車選びのポイントは?
ディーゼル車の購入では、以下のように重視するポイントを明確にし、それに合った基準で車種を選びましょう。
・維持費重視…燃費性能
・走り重視…最大トルク
・アウトドア目的…積載性や悪路走破性
スポーティな走りを楽しみつつ、維持費を重視したいならMAZDA2のようなコンパクトで燃費の良いモデルを、パワフルな走りを求めるならCX-5などトルクフルなモデルを、アウトドア目的なら大型SUVやミニバンを選ぶと良いでしょう。
国産ディーゼル車のおすすめ車種5選
国産メーカーでは、マツダがディーゼル車を数多く販売しています。街乗り向き中心の低燃費モデルを選ぶなら、マツダ車がおすすめです。一方、三菱やトヨタからは悪路走破性に優れたモデルが販売されています。
▽マツダ「CX-5」
・新車時価格:322.8万円~
・中古車相場:33.1万円〜422.8万円
・サイズ:全長4575mm×全幅1845mm×全高1690mm
・最高燃費(WLTC):17.4km/L
・最大トルク:450Nm
CX-5の現行モデルの全幅は1800mmを超えています。しかし全長はやや短めで、意外にも運転しやすいです。乗り心地も快適で、価格以上の品質を備えています。
ディーゼルモデルの最大トルクは450Nm。これは後述の三菱「デリカD:5」の数値を上回ります。特に高速道路を利用する人なら、スムーズな加速と力強い走りで快適なドライブを楽しめます。リセールバリューも高いです。
▽三菱「デリカD:5」
・新車時価格:415.7万円~
・中古車相場:17.4万円〜560.1万円
・サイズ:全長4800mm×全幅1795mm×全高1875mm
・最高燃費(WLTC):12.6km/L
・最大トルク:380Nm
ミニバンでありながら、SUVのような悪路走破性を備えたデリカD:5。アウトドアでの使い勝手を極めた唯一無二の存在であり、現在では三菱の主力モデルの一つです。
デリカD:5は、ディーゼル車のみの展開です。ディーゼルエンジンはパワフルだからこそ、積載性が大きかったり、坂道を走ったりするクルマとの相性が良いです。デリカD:5なら、ディーゼルの良さを存分に味わえるでしょう。
▽トヨタ「ランドクルーザー300」
・新車時価格:760万円~
・中古車相場:199.9万円〜900万円
・サイズ:全長4985mm×全幅1980mm×全高1925mm
・最高燃費(WLTC):9.7km/L
・最大トルク:700Nm
国産SUVの中でも最大サイズのランドクルーザー300。世界的に人気が高く、新車は長期にわたり受注停止の状態が続いています。
ディーゼルモデル(ZXグレード)の最大トルクは700Nmで、他の車種と比べて圧倒的にトルクフルです。力強い走りが楽しめますが、かなり大型でエンジン音も大きいので、周囲の道路環境や利用目的を考えて購入しましょう。すぐ手に入れたいなら中古も検討してください。
▽マツダ「MAZDA2」
・新車時価格:208.4万円~
・中古車相場:82万円〜259.1万円
・サイズ:全長4080mm×全幅1695mm×全高1525mm
・最高燃費(WLTC):21.6km/L
・最大トルク:250Nm
2019年に「デミオ」から名称変更となったMAZDA2。スポーティなコンパクトカーとして若者からも人気があり、ディーゼル車でも約200万円から手に入るお手頃な車両価格も魅力です。
MAZDA2は、このクラスでは唯一ディーゼル車の設定がある車種です。また、現在では珍しいMT車も用意されており、ディーゼルエンジン×MTの組合せを実現できる点も嬉しいポイントでしょう。
▽トヨタ「ランドクルーザー250」
・新車時価格:520万円~
・中古車相場:730万円〜885万円
・サイズ:全長4925mm×全幅1940mm×全高1925mm
・最高燃費(WLTC):11.0km/L
・最大トルク:500Nm
ランドクルーザー250は、ランドクルーザープラドの後継モデルとして新登場した車種です。プラドに比べて車両サイズサイズは大きく、価格も安くありません。
現行のランドクルーザー(300)より街乗りでの快適性を意識したモデルとして販売されていますが、サイズ感を考えると、十分な検討が必要です。コストや大きさが気になる場合は、中古でのプラドの購入も考えましょう。