「子育てがしやすそう」な都道府県 3位兵庫 2位沖縄を抑えた1位は「西部に行けば自然体験もできる」

まいどなニュース情報部 まいどなニュース情報部

みなさんが「子育てがしやすそう」と思う都道府県はどこが選ばれたのでしょうか。不動産情報メディア『幸せおうち計画』を運営する株式会社AZWAY(東京都豊島区)が実施した調査によると、「東京都」が1位となりました。また、子育てで大切にしていることは「健康」が最も多くなったそうです。

調査は、全国の10~60代以上の男女658人を対象として、2024年7月~9月の期間にインターネットで実施されました。

   ◇  ◇

その結果、「子育てがしやすそうだと思う都道府県ランキング」は、1位「東京都」(137人)、2位「沖縄県」(62人)、3位「兵庫県」(56人)、4位「北海道」(46人)という結果になりました。それぞれの回答についてのコメントは以下の通りです。

【1位:東京都】
▽育児に関する助成金が多い。また、体験や学習できる施設が多く、西部に行けば自然体験もでき、子育てをするのに充実している地域だと思う(40代女性)
▽交通が発達しているのでどこへでも行きやすい。子ども向けのイベント、博物館などもたくさんあるので教育にも良い。病院もたくさんあるので安心(40代女性)
▽財政に余裕があるため他県に比べてあらゆる子育て支援が充実している点と、子どもがやりたい、体験したいと思った事に対して大抵の事は都内であれば体験できる環境が整っている点(40代男性)

【2位:沖縄県】
▽出生数も高く、子どもの比率が他の県より多いこともあり、子育てしやすそうに思う。子育てに関して周りの目も暖かそうなイメージがある(30代女性)
▽県民性がのびのびしており、気候もおだやかで温かいから。地域で子育てをしているイメージがあるため、助け合いながら子育てができそう(30代女性)
▽のびのび育児している人が多そう。穏やかに人生を楽しんでいる人が多いイメージ。横の繋がりが本島より深そうなので、皆でサポートし合いながら子育てをしている印象がある(30代女性)

【3位:兵庫県】
▽山や海もあり、都会も田舎もあるし遊ぶ場所に困らず伸び伸び子育てできそう。役所のシステムも最新。何より明石市の子育て支援の手厚さに惹かれる(30代女性)
▽明石市が何かとニュースにもなっていていますし、当方、自閉症の子どもを育てていて、障害者等の支援も手厚いと聞きました(30代女性)
▽医療費や学費、給食費など、子どもに関わるお金はたくさん掛かるので少しでも支援の多い自治体にいられたらとても助かる(30代女性)

【4位:北海道】
▽美しい自然で野生の動物も観察できそうなので子どもも喜ぶと感じる。農作業体験もできそうで心も豊かになりそう(30代女性)
▽自然がたくさんあって子どもたちがのびのびしそう。札幌などの都市はそれなりに教育も発達していて東京と遜色ない教育が受けられるし、スポーツや農業、酪農体験などたくさんの体験ができそう(50代女性)
▽実家が北海道で、自分自身も北海道で育ったため。ウィンタースポーツも教えられるし、ご飯もお菓子も美味しい。道外で暮らすようになってから、北海道は子育てに向いている場所だとより実感している(30代女性)

次に、「子育ての満足度」について聞いたところ、「満足度80%」(24.2%)、「満足度70%」(21.6%)、「満足度50%」(14.3%)などが上位となり、約7割がある程度の満足を感じていることがわかりました。

また、「子育てがしやすそうな都道府県ランキング」のTOP3に入った「東京都」「沖縄県」「兵庫県」に住んでいる人の満足度を見ると、東京都では「満足度50%以下」が32.9%だったのに対して、沖縄県では「満足度50%以下」が12.5%、「満足度90%」が37.5%となり、沖縄で子育てをする人の満足度が高いことうかがえました。

最後に、「子育てで大切にしていること」を教えてもらったところ、1位「健康」(490人)、2位「愛情」(405人)、3位「安全」(383人)という結果になりました。

これを年代別に見ると、10代を除く全ての世代で「健康」「愛情」「安全」がTOP3にランクイン。ただし、20~40代で2位の「愛情」は50代以上では3位となっており、子どもが巣立ち、愛情を注ぐ段階から安全を願う段階へとシフトしていることがうかがえる結果となりました。

まいどなの求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース