近年、注目されている車中泊。ここでは「フルフラットになる」などの車中泊に欠かせないポイントとともにおすすめの車種をボディタイプ別に紹介します。
車中泊用のクルマを選ぶポイント
車中泊用のクルマ選びでは、以下の4点を基準に判断すると良いでしょう。
▽ポイント(1)高さを含めた車内の広さ
車中泊では多くの物を積むため、積載性が必須です。服をかけたり、着替えたりすることを考え、高さも気にしてください。横になって寝られるかもチェックしましょう。
▽ポイント(2)フルフラットになるか
寝る際は、普通車なら荷室から後部座席、軽自動車なら運転席や助手席まで倒して利用するのが一般的。荷室と座席の段差ができない(=フルフラットになる)車種だと寝やすいです。
段差があっても純正アクセサリーや社外品のマットを使えば寝られますが、フルフラットであるほど荷物も少なく済みます。
▽ポイント(3)AC電源の有無
AC電源(アクセサリーコンセント)があれば、電気ケトルやスポットクーラーなど、多くの家電を使えます。特に、AC100V/1500Wに対応していると便利です。
ただしクルマにAC電源がない場合も、ポータブル電源などを使う方法があります。
▽ポイント(4)オプションの豊富さ
車中泊を意識して開発されている車種では、カーテンやタープ、フルフラットにするためのクッションなど、多くのアクセサリー(オプション)が用意されています。
また、こうした車種は社外品も充実していることが多く、自分好みにカスタムしやすいです。