小5息子が塾のテストで「漢字が思い出せない!」苦しまぎれに書いたのは…? センスある珍解答に爆笑

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「昨日の社会の確認テストで、『法度』をド忘れしたそうです。こういうの嫌いじゃないです」

おこももさん(@kenyamajiro)がX(旧Twitter)に、息子さんのテストでの珍解答について投稿。その斜め上の発想に、多くのXユーザーからの注目が集まりました。

おこももさんの息子さんは、現在小学5年生。再来年の中学受験に向けて、勉強に励んでいます。一方で、お笑い好きでもあり、そのためか「いつもふざけている」という一面もあるとか。地理の勉強も、「かまいたち山内さんが島根、サンドウィッチマンが宮城」など、お笑い芸人の出身地で覚えたりしているそうです。

そんな息子さん、通っている中学受験塾で社会の確認テストがありました。その問題のなかで、解答に迷ってしまったものがあったようです。

その問題の答えは「武家諸法度(ぶけしょはっと)」。江戸幕府が諸大名の統制のため、1615年に制定した武家法のことです。息子さんは「武家諸…」までは書けたものの残りの「法度」の漢字をド忘れしてしまった模様。悩んだ末の解答は――。

「武家諸帽子」

法度の読み方を「ハット=帽子」と解釈したのですね。

そんな息子さんの珍解答に、Xのリプ欄にも多くの反響がありました。

「学生ならではで好きですw」
「法度をハットに変換し更に帽子とな」
「よくひねり出したと思います」
「将来、売れっ子放送作家になる素質が十分ありそうで心底惚れました」

また、このような指摘も。

「かわいい答案ですけれど『帽子』の誤字だけは指摘してさしあげてほしいと願います」
「考えたなー、と思ったけどよく見ると帽子の漢字も間違えてて草」

たしかに、よく見てみると、本来の“帽”の字は右下が「目」ですが、息子さんの解答では「日」になっていますね(笑)。

また、リプ欄では「平仮名で書いてもよかったのでは?」という意見もありました。しかし、おこももさんによると、問題では漢字で答えるよう指定があったといいます。

他にもセンス抜群の珍解答が

おこももさんにお話をうかがいました。

――今回のテストを見られた時の息子さんの反応は?また、塾の人たちはどういう反応だったのでしょう?

おこももさん:答案は私が塾のかばんから見つけたのですが、(息子本人は)しまった、という感じでした。塾では、採点した先生とクラスメイトは笑ってくださったそうです。

――息子さんは、他にも面白い解答をされたりしているのですか?

おこももさん:テストは間違えた問題をパソコンに入力後捨ててしまうので、あまり思い出せないです。いま手元にあるものでは――。

①「〇〇〇〇(平仮名4文字を答える)三年柿八年」の解答に「ぼくちん」と書いていました。「僕は3年生」という意味だと思います。

②「話をゴカイして腹を立てる」と片仮名部分の漢字を答える問題に、「五回」と書いていました。理由を訊くと、「同じ話を5回したら誰でもイラっとくるでしょ?」と言ってました。

――他の解答にも独自のセンスが感じられますね。普段の勉強の取り組み方は?

おこももさん:塾の宿題で間違えた問題は、間違えなくなるまで繰り返し解いています。普段は、真面目に取り組んでいるようです。

  ◇  ◇

時にふざけたりしながらも、中学受験に向けて勉強を頑張っているという息子さん。今回、漢字を少し間違えていたところもありましたが、“帽”は通常であれば中学1年生で習う常用漢字です。小学生のうちからほぼ書けていることに、息子さんが普段からしっかりと勉強されている様子がうかがえますね。

「親としての願いは、とにかく楽しんで勉強して欲しいです。結果よりも、勉強を好きになってくれたらいいなと思っています。中学受験の勉強を進めていくことで、親子共通の話題が増えて、私も楽しませてもらっています」

そんな息子さんの中学受験について、おこももさんは親としての願いを語られました。

■おこももさんのX(旧Twitter)はこちら
 →https://x.com/kenyamajiro

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