「ミルちゃん、文鳥と言われてキレる」
同居しているインコから「文鳥」と言われた途端、怒り出す文鳥がX(旧Twitter)で話題です。
投稿したのは、ベル(@ravel_bell)さん。動画には、文鳥の男の子「ミルテ」ちゃん(通称:ミルちゃん。取材時、生後9カ月)とインコの男の子「オー」ちゃん(取材時、推定3歳)が映っています。
最初は、ミルちゃんとオーちゃんは、座椅子の背もたれに留まって仲良く寄り添っていました。
ところが、オーちゃんが「ぼくはインコ、ミルちゃんは文鳥」と言った瞬間、ミルちゃんに異変が……! 頭を垂れて、クチバシでオーくんを突っつき端っこへと追いやってしまいました。
この一部始終を収めた11秒ほどの動画が、2万件超の“いいね”を集める大反響を呼んでいます。
「事実を言っただけなのに(笑)」
「地雷が浅すぎる笑」
「ぶんちょー『なんだと??』」
「無言の怒りが強すぎる」
「何度も再生してしまいました。『ぼくはインコ……』」
「え、文鳥の自覚がないんですか? かわいすぎます」
「文鳥は突然キレますよね」
「ぶんちょはホンマにキレポイントわかんなくて好き」
また、「文鳥の声も真似てるのすごいですね」とのリプライに対して、飼い主さんは「インコだけど『チュン』って鳴けます!」と答えています。当時、どのような状況だったのでしょうか? 詳しいお話を聞いてみました。
文鳥界の“ジャイアン”と呼ばれるミルちゃん
ーー撮影時の状況は?
「リビングの座椅子の上で仲良くしていたところを、娘が『かわいい』と言って撮影しました。ミルちゃんが、オーくんに対してキレるのはよくあることです。そのため、実際は『文鳥』と言われて怒ったわけではないと思います」
ーーこの結果を目にしたときの感想を教えてください。
「小鳥が仲良さそうにしているのは本当にかわいいのですが、このときは『やっぱり、最後はキレて終わりか』と思いました」
ーー文鳥は“おこりんぼ”なのでしょうか? また、オーちゃんがミルちゃんの鳴き方を真似るようになったのはいつ頃ですか。
「文鳥は、気が強くて怒りんぼな子が多いです。どの飼い主もキレられるのには慣れっこなのではないでしょうか。文鳥好きにとって、怒る姿はとてもかわいらしく魅力のひとつです。オーちゃんは、昨年8月に虹の橋を渡った先住の文鳥・ベルちゃんのことが大好きでした。生前、よくその鳴き声を真似ていたのです。ベルちゃんがいなくなってからしばらくは、“文鳥鳴き”をしなくなりましたが、今年の夏くらいからまたするようになりました」
ーーミルちゃんとオーちゃんはどのような性格ですか?
「ミルちゃんは、ツンデレです。オーちゃんの食べ物や居場所をすぐに横取りするので、文鳥仲間から“ジャイアン”と呼ばれています。たまに甘えて来て、カメラを向けると上目遣いでかわいいポーズをとるので、娘からは『アザと文鳥』と言われることも。オーちゃんは、陽気でおしゃべりで、ギターが大好き。優しく温厚です。息子のことが大好きで、帰って来るとすぐに肩に止まります。また鏡も好きで、よく鏡に映る自分に話しかけています。ミルちゃんとオーちゃんはお互いに求愛行動をとっていますが、文鳥とインコ、種類が異なるため愛が伝わらないみたいです」